外出自粛の生活を充実させるために、SNSでは様々な取り組みが行われています。
その一つとしてFacebookで広まっているのが「7日間ブックカバーチャレンジ」
読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、身近にあるお気に入りの本の表紙を
リレー形式でFacebookにUPするという企画です。
バトンを渡された方は、好きな本を「1日・1冊・7日間」投稿します。
ルールは2つ
①本についての説明はナシで表紙画像だけUPして、その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いすること。
②スルーぜんぜんOKで、次の人を指名するかどうかも気分次第でOKとする。
で、この素敵な企画に…
国立市のギャラリービブリオの店主・十松さんからバトンを渡していただいたので、本日から参加することになりました。
普段は仕事に関係する本ばかりを読んでいる私ですが(^^;)
久しぶりに、自分の本棚を見返してみる良い機会にも。
子どものころから本好きで、大学時代のバイトは出版社と書店の店主(笑)
(新宿区役所のバイトもありましたが…)
わが家には、2部屋に壁一面の巨大本棚と可動式の本棚&段ボールの中の本。
いつかは整理しないとなぁと思いつつ今日まで来てしまいました。
さて…
私の1日目のブックカバーはパール・バックの『母よ嘆くなかれ』
Facebookでは説明を書かないルールなので、こちらで少しだけ…
『母よ嘆くなかれ』は『大地』などで知られるパール・バックが、しょうがいを持つ娘の誕生から、育てる苦悩の日々の様子を綴ったエッセイです。
中学一年生のとき、書店で何気なく手に取った1冊で、その後の私の人生にとんでもなく大きな影響を与えるものとなりました。
今回UPしたブックカバーは1993年刊行の伊藤隆二さん訳の書籍ですが、中学生のときに読んだのは、1950年に刊行された松岡久子さん訳のもの。
お風呂代わりに、檻の中に入れた子どもたちにホースで水をかけて洗うという、当時の障害者施設の衝撃的な挿し絵も、未だに鮮明に記憶しています。
12歳の私が、なぜこの本を手に取ったのか…
神様は、私にどんな使命を与えられたのか…
この表紙を見るたびに「運命」の2文字が頭をよぎります。
興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね(*^^*)