昨日のブログでご紹介したシェフとの学校給食ですが…

 

実は、その給食の前にシェフが指導する調理実習がありました。

 

 

国立の公立小学校は進んでいますね〜(*^^*)

 

保護者のチカラや民間のチカラを活用して積極的な学校運営をする苫米地校長。

実は生徒の保護者でもある川上シェフとタッグを組んで、子どもたちの未来を広げています。

 

 

この日は、イタリアンの定番とも言える「トマトソースのパスタ」作り。

 

 

ソースは事前に川上シェフが作ったものを使いますが、家庭でもかんたんに作れるプロクオリティのトマトソースです。

 

レシピ付きなので、お家で再現することも可能です。

 

麺の茹で時間には、コツがあることを伝える川上シェフ。

 

 

表示されている調理時間は、茹ではじめてから食べるまでの時間!

フライパンでソースと絡めるなら、その時間を考慮して茹で時間を調整します。

 

 

川上シェフのご尽力で、麺もオリーブオイルも企業さんからのタイアップ!!!

予算の少ない公立校だからこそ、民間のチカラをお借りすることがたいせつです。

 

子どもたちも、なかなかの手際で調理していました。

 

 

盛りつけは意外と難しいようで…

くるんと回しながら高く盛りつける技に挑戦中(⁎˃ᴗ˂⁎)

 

 

今年で3年目となる、川上シェフの調理実習。

今回は、テレビや新聞の取材も入りました。

 

 

なんと、視察中の私にも試食のパスタがヽ(*'0'*)ツ

 

 

モッチリとしたコシが残るアルデンテのパスタは、とても美味しかったです。

ご馳走さまでした(*^^*)

 

 

調理中の子どもたちの質問も面白かったけど、実習後の質疑応答も楽しかったです。

 

 

「なんで料理人になったんですか?」

「子どものころ、ドラマで見た姿がカッコよかったからです」

 

「なんで白い服を着てるんですか?」

「汚れが目立つからかな。汚れたらすぐに着替えます」

 

「料理人になるために、どのくらい努力したんですか?」

「19歳から修業したけど、3年間は全く調理させてもらえませんでした。好きだという気持ちを持ち続けて、我慢して我慢してここまで来ました」

 

「今の仕事は楽しいですか?」

「楽しいけど、8割〜9割はたいへんな仕事です。18時間くらい立ちっ放しで働くこともあります。でも、食べた人が喜んでくれるとたいへんなことは忘れます」

 

子どもたちの質問に、飾らず正直に答える姿が印象的でした。

 

シェフという職業や「食」に興味を持ってくれる子が増えるといいなぁ。

 

 

国立市の小学校のステキな教育現場を視察させていただきました。

 

くにたちの学校の素晴らしさをもっともっとPRしたいです(*^^*)