先月にひきつづき・・・
「子ども大学くにたち」のプレ開校・第2弾が開催されました。
今回の講師は、ノンフィクション作家の柳田邦男さんと、料理研究家の服部幸應さん。
会場は、一橋大学の兼松講堂です。
で・・・・・・
私は、司会をさせていただきました。
子ども大学くにたちカラーに合わせて、イエローのジャケット(⁎˃ᴗ˂⁎)
開会の挨拶につづいて「子ども大学くにたち」の紹介と、校歌の発表です。
今回も「ひつじ合唱団」のみなさんに唄っていただきました。
片岡輝さん作詞、加藤登紀子さん作曲のこの校歌。
ほんとうに素晴らしいので、いつか公開してもらいましょうね(*^^*)
第1部は、ノンフィクション作家の柳田邦男さんの授業です。
柳田さんと云えば、航空機事故や医療の現場を取り上げたハードな内容のノンフィクションが多い印象でしたので、小学生を対象にどのような授業を展開されるのかとても楽しみでした。
そんな柳田先生のテーマは『感じること、考えること、表現すること』
今日は、3冊の本を題材に、自分の言葉で考える大切さを教えていただきました。
特に、文字のない絵本『アンジュール ーある犬の物語』では、与えられた文章ではなく、自分の言葉で物語を考え組み立てる難しさと楽しさを、子どもたちも感じたようです。
最後に先生がおっしゃった
「自分を信じて、自分の言葉で考えましょう」という言葉が心に残りました。
第2部は、服部幸應さんの授業です。
「子ども大学くにたち」のカリキュラムがSDGsということで・・・
今日は、『食育とSDGs』というテーマでお話をいただきました。
実は、SDGsの17項目は食育に関わる内応がたくさん含まれていることも分かりました。
そうそう・・・
2005年に制定された「食育基本法」は、服部先生が提唱されたものなのですね。
核家族化が進む日本では、子どもも高齢者も「孤食」が増えています。
孤食が増えることで、家庭での食育がおろそかになっている現状にも気付かされました。
SDGsを目指すには、真っ先に食育を見直さなければいけないのかもしれません。
それぞれ、80分と長い時間の授業でしたが、子どもたちは熱心に聴いてくれました。
最後の「楽しかったですか?」の問いかけにも、「は〜い!!!」と元気な答え(*^^*)
私自身も大いに勉強させていただいた、プレ開校でした。
「子ども大学くにたち」の本開校は2020年の4月です。
学生となる小学生は無料で授業が受けられます。
講師はいまのところ、全て無償のボランティア。
ただ会場費や交通費などが掛かるため、継続させるためには資金が必要です。
今月中ごろにはクラウドファンディングを計画していますが、ご協力・ご協賛は随時受け付けていますので、どうぞよろしくお願いします。