赤い四角形に白十字とハートのこのマーク
ご覧になったことがあるでしょうか?
これは、難病や内部障害、精神障害など、外見で分かり難い配慮を必要とする人が、周囲にそれを知らせるために考案されたピクトグラムです。
東京都が作成し、商標登録もされているそうです。
2012年から配布・運用がはじまったのですが・・・
実際には、まだまだ知られていないのが現状です。
もともと外から見たら分かり難い病気や障害をお知らせするものなので、持っている人がどのような意味を表しているのかが分かりません。
私もはじめて見たときは、黒いボストンバッグに付けられたこのマークを「おしゃれなタグだなぁ」と羨ましく思ったくらい。(^_^;
スラリと背の高い、精悍な男性が付けていたのを見たときには、救急時に助けてくれるボランティア志望の人かしら…なんて思ったこともありました。
でもね・・・
他人からは計り知れない苦痛を伴う難病だったり、人と関わることがとても難しいしょうがいがある人にとっては、その状況を「知ってもらう」ことが必要です。
そう云えば・・・
ウチのゆっぴいも、鼻のチューブを抜いたまま外に連れ出すと、ベビーカーに乗ってるふつうの赤ちゃんだと思われて「厚着過ぎる!」と行きずりのオバサマに怒られたり(体温の調節ができなかったので、かなり着込んで外出していました)、話しかけても反応がないので「感じ悪い子!」と言われたり(^O^;)、言い訳するのも面倒なことが何度もありました。
なので・・・
せっかく作ったこのマークを、もっと多くの人に知ってもらいたいのです!!!
そこで、ヘルプマークを普及する活動を行っている「MIKE Project」に参加させていただくことになりました。
松戸市、市川市、葛飾区・江戸川区の4市からはじまったプロジェクトではありますが、国立市でも展開して行きたいと思います。
ヘルプマークを持つ人が、必要な支援や配慮をお知らせするために持つのがヘルプカード。※こちらは江戸川区のものです。
裏側には、名前や障害(病気)名、緊急時の連絡先などを記入できます。
たいせつなのは、下段に書かれた「私が手助けして欲しいこと」
支援が必要と感じたときには、ご本人の意思を確認してから、カードの裏を見せていただくと良いかもしれません。
ちなみに、MIKE Projectでも作っています。
こちらは、敢て名前を書かず、チェックボックスと自由記載の方式です。
東京都では、ヘルプカードの標準様式やガイドラインを公開しています。
こちらを参考にして、各自治体で作るのもよいかもしれません。
国立市ではどのようなタイプが良いのか、みんなで考えてみますね。
今夜は、これからお祭りの花作りなので、少し早めのUPでしたo(^-^)o