9月議会を目前にした月曜日ですが・・・

 

今日は議員研修会が行なわれました。

 

テーマは

『議員が守るべき政治倫理とは』〜セクハラ・パワハラの根絶を目指して〜

 

 

講師は、国立市議会ではもうすっかりお馴染の廣瀬和彦先生です。

 

 

地方議会総合研究所の代表の広瀬先生には、国立市議会基本条例の検証を行なう際にもスーパーバイザーとして関わっていただきました。

 

今回は、国立市議会で作っている政治倫理条例の検証も兼ねて、改めて「政治倫理」についてのお話をしていただきました。

 

そもそも「政治倫理」は、一般的な内心の道徳規範より厳しい行動規範でなくてはならず、さらに道徳よりもむしろ法規範に近いものであること。

 

本来は議員ひとりひとりが持ち合わせているもので明文化など必要ないはずなのだが、様々な不祥事が起こる事で条例化している議会が多いこと。

 

その根源には、議員が権力を持っているというような勘違いがあること。

 

逆に、私自身が気を付けなくてはいけないと思ったのは、議員バッジを着けていることで、自覚なく相手に威圧感を与えてしまう可能性があること・・・などなど。

 

常に自分の言動に気遣いや責任を持たなければ、パワハラやセクハラを行なってしまう可能性は誰にでもあることを実感しました。

 

 

とくに、議員と職員の関係はハラスメントに繋がりやすいそうで・・・

 

例えば、議員に食事や飲み会に誘われたら、職員は気が進まなくても断り難いことなどを、議員は自覚しておかなければなりません。

 

たとえ身体的な接触がなくっても、しつこく食事に誘ったり、電話やメールでむやみにコンタクトをとるような行為も、場合によってはハラスメントになることを私たちは知らなければなりません。

 

 

以前は、政治倫理の大きな課題は請負や贈収賄などお金に絡むことが多かったそうですが、ここ最近はセクハラ・パワハラに関することが急増しているそうです。

 

センシティブで難しいテーマではありますが、廣瀬先生の軽妙な語り口で、とても分かりやすく、しっかりと身になる研修となりました。

 

廣瀬先生、ありがとうございました。

 

昨年にひきつづき、ツーショット(*^^*)

 

 

廣瀬先生の講義、もっともっと聴いてみたいです!

次の機会も、どうぞよろしくお願いいたします。