今回、9月議会で取り上げようと思っている地域医療計画。
今まで「介護」については市町村単位の自治体で取り組んできましたが、「医療」に関しては国や都県といった広範囲で扱われてきました。
ところが、地域包括ケアシステムの推進が謳われたことで、在宅医療と介護が切り離せないものになって来たのです。
そこで、いち早く国立市で作成されたのが「地域医療計画」
生まれてから最期まで・・・
本人が望むカタチで生き方や暮らし方を支えるための計画です。
病院で亡くなることがあたり前となっていた昨今。
「ほんとうにそれが理想のカタチなのか」をみんなで考える必要が出てきました。
9月2日の一般質問では、作成された「地域医療計画」が遂行できるのか?
どんな課題があるのか?
市民の理解は得られるのか?
などなど
その前提や基本の部分の確実性を確かめながら、しっかり伺うつもりです。
国は2025年までに病院のベッド数を大幅に減らすことを計画しています。
とくに、長い治療が必要な慢性期の患者は、自宅や介護施設に移行してもらうことを明言しています。
ただ、実際には介護施設や介護スタッフは足りていません。
とくに多摩地区を含む東京都内では施設への移行は難しく、安心できる在宅医療のシステムを早急に整備する必要があると思っています。
国立市がモデルケースとなれるのか?
国の方針に黙って迎合するつもりはありませんが、市民のひとりでも困難な方がでてしまうのは許されることではありません。
セイフティーネットの仕組みはしっかり整えて、くにたちらしい地域医療や地域介護が実現できるよう、提案もしながらフォローしていくつもりです。
がんばりますね〜\(^O^)/