「学園都市」と云われる国立市内には、たくさんの学校があります。
僅か8.15k㎡という小さなまちに、33もの様々な学校が所在しているんです。

 

で・・・

 

今日は、その中でも福祉に特化した専門学校

「東京YMCA医療福祉専門学校」の夏まつりにおジャマしてきました。

 

 

実は、ウチのマンションのすぐ目の前(*^^*)

 

 

地域包括にチカラを入れている国立市としても、さらに私個人としても、なんとしても繋がっておきたい学校の一つでした。

 

「夏まつり」は学内だけではなく、福祉系事業所さんも一緒にブースを出して、地域の方々にも開放しています。

 

 

夏まつりのイベントも楽しかったのですが、せっかくなので学校の施設や学生さんの様子もしっかり見せていただきました。

 

こちらは、作業療法の実習室。

 

 

リフト付きのお風呂には、利用する方のカラダの角度や高さなどを測るための目盛りが付いていました。

 

 

ベッドが並んでいるこちらは、介護の実習室。

 

 

YMCAでは、介護される人の立場に立った実習が行われています。

「実際に人と関わることがなによりもたいせつ」とおっしゃる倉持学科長。

 

例えば、入浴の実習では必ず全ての学生に入浴を体験してもらいます。

 

 

入浴の介助をしていると、つい「気持ちいいですか〜」と声を掛けてしまいますが、実際に入浴すると、機械が動くときに発する大きな音や浮力で浮いてしまう不安定さ、仰向けで天井だけを見ている不安などがいっぱい。

とても入浴を楽しむような気持ちにはなれないそうです。

 

だから、せめて利用者さんが見える位置に立って肩を優しく押さえてあげたり、目を見て話しかけることがたいせつになります。

 

こんな感じでしょうか(*^^*)

 

 

学生時代にしっかりと人との関わり方を覚えることで、介護現場で自信を持って働くことができるそうです。

 

なので、YMCAの出身者は離職率も低いそう。

介護現場の課題解決のヒントがここにあるかもしれませんね。

 

調理実習室もありました。
栄養学を学んだり、介護食を作ったりするのだそうです。

 

今日は「夏まつり」の焼そばを作っていましたが(笑)

 

 

YMCAには海外からの学生さんの多いそうです。
先生曰く、外国籍の学生さんはコミュニケーション能力が高いのだとか。

 

授業中でも積極的に質問してくるのは、外国籍の学生たち。

介護の実習では、認知症が進んだ利用者さんにも臆せず関われるそうです。

 

頼もしいですね。

 

 

私が今期取り組んでいる多文化共生。

YMCAでは、自然と根付いているようです。

 

 

もっともっとYMCAのことを知りたくなりました。

次は、授業の様子を見せていただきたいなぁ。

 

これからも、どうぞよろしくお願いいたします♡