本日は、建設環境委員会の審議です。
継続になっている「JR東日本株式会社による国立駅南口開発に関する陳情」
そこに込められているのは、出された方々の旧国立駅舎への熱い思い。

 

どのような施設が建つかということだけでなく
再築された旧国立駅舎が美しく映えるのかも重要なポイントです。

それほどまでに愛された赤い三角屋根の駅舎が、

今どうなっているのかをお知らせします。

 

   家 家 家

 

12月1日の公開は応募者が多過ぎて議員はみんな外れてしまい(笑)

8日の二次募集に参加させていただきました。

 

 

施工してくださっているのは竹中工務店さん。

 

 

大正15年に建てられた旧国立駅舎は、その建築様式の美しさや希少さ
使用されていた部材の歴史的な価値などから、

国立市指定有形文化財に指定されていました。

 

JR中央線の高架化にともない2006年に解体されることになりましたが
「まちのシンボルであった赤い三角屋根の駅舎を壊さないで!」という市民の声で
解体した部材がたいせつに保管されていました。

 

再築して欲しいと願う多くの方々からのご寄付が、なんと1億5000万円も集まり
2020年の竣工に向けて、再築工事がはじまったのです。

 

 

現在は、軸組が組まれています。

上部に見えるのが三角屋根。

 

この三角屋根の「キングポストトラス」と呼ばれる構造技法も
有形文化財に指定された所以なのだそうです。

 

近くでみると、古い部材と新しい材木の継ぎはぎだらけヽ(*'0'*)ツ

 

 

「だいじょうぶかな?」って思うけど、
実は1本1本の部材の黙視と抵抗値など強度を測り

十分に安全なものだけ使っているのだそうです。

 

金物を使わずに木と木を繋ぐ方式でつくられた柱。


宮大工さんが関わってくれたことで実現した技で、

「金輪継手」という手法が用いられているそうです。

 

 

新しい部材には、平成30年の文字。

 

 

旧駅舎の美しい半円形の窓の部分は、ほとんど昔の部材を使っています。

地面から遠かったことで腐食を免れたのかもしれませんね。

 

この半円窓に、よくツバメが巣を作っていたなぁ・・・

 

 

メインの広間の中央に立って大学通り側を臨むと、

円形公園の時計が真正面に見えます。

 

 

今回の再築ではJRのコンコースを避けて少し西側に立てることになったため

奇しくも大学通りの真正面に三角屋根の中心が来ることになるのだそうです。

 

これだけでちょっと嬉しいかも(笑)

 

国立市民の熱い思いを受けて再築される旧国立駅舎。

 

竣工は2020年の2月を予定しています。

 

 

ここからは活用を考えていかなくてはいけませんね。

 

どうぞ、お楽しみに〜(^◇^)

    ヒヨコヒヨコヒヨコ

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

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