先日の一般質問で取り上げた「子どもショートステイ事業」について

もっと知りたいという声をいただいたので

今夜のブログで紹介させていただきますね。

 

「子どもショートステイ事業」は

保護者が病気や出産、冠婚葬祭などで一時的に子どもの養育ができないときに

家族に代わって養育施設などで預かる自治体の事業です。

 

国立市では2歳から中学3年生までの子どもさんに対応しています。

 

「子どもショートステイ事業」は基本的には「措置」なので

社会福祉として要援助者のために講じられる法上の施策。

 

つまり「助けが必要な人」のために役所が行う救援施策です。

 

 

なので、多くの自治体のページには「病気」や「出産」「冠婚葬祭」と

わざわざ利用できる範囲を規定するかのような書き方がされています。

 

 

だけどね・・・

 

実は、虐待を未然に防ぐためには、

この「子どもショートステイ事業」を活用することが何よりもたいせつなのです。

 

 

私は嘗て、医療的ケアが必要な子どもを在宅で育てていました。

呼吸の管理も必要な子どもだったので、まさに24時間介護です。

 

 

通常なら、介護者が倒れて終焉する類の生活だったかもしれません。

 

ところが、

そんな生活を支えてくれたのが、当時住んでいた多摩市のあるサービスでした。

 

残念ながら事業の名前は覚えていないのですが・・・
(スミマセン)>(><;)

 

同じようなタイプの障がいを持つ子どもを育てている親御さんと契約をして

市に「介護人」として登録をしてもらい

その方のお宅に子どもを預けることができるサービスです。

 

医療的ケアを必要とする子どもは預けられる場所がほとんどなく

東京都の「緊急一時保護制度」は一ヶ月も前に申込が必要で
緊急時にはまったく使えませんショボーン

 

多摩市のサービスなら、

「今から、1時間預かってもらえますか?」という電話1本で

すぐに介護人のお宅に預けることが可能です。

 

子どもにとっても病院のベッドではない

言わば「お友だちの家」に預けられるわけですから不安も少ない

素晴らしいサービスでした。

 

さらに、このサービスで良かったのは

「レスパイトケアで使えます」と謳ってくれていたところ。

 

レスパイトとは「休息」「息抜き」などの意味。

 

つまり「お母さんが疲れたら預けてください」と明記されていたのです。

 

このセイフティーネットがあったからこそ頑張れたと思っています!!!

 

 

だから私は、今回の一般質問でも

敢て「レスパイトで使えますか」と伺いました。

 

虐待を未然に防ぐためには

育児疲れや精神的に追いつめられる前に「休息」をとることが必要だからです。

 

子どもと離れることで親御さんのステレスを少しでも解消していただき

子どもと改めて向き合える体制を整えることがたいせつなのです。

 

 

国立市は「利用できます」とはっきり答えてくれました。

 

「行政が支えていますよ」とメッセージを送ることで

救われる保護者はたくさんいると思っています。

 

 

国立市の子どもショートステイ「おひさま」

いつでも優しいスタッフが笑顔で子どもを迎え入れてくれますよ。

 

育児に疲れたと感じたら、

子ども家庭支援センターに連絡してみてくださいね。

042-573-0192

 

    ヒヨコヒヨコヒヨコ 

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

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