「第4回ルッカを知る研究会」が開催されました。
今日のテーマは「巡礼の地・ルッカ」ということで
美術作品から中世ヨーロッパの歴史を教えていただきました。
講師は、首都大学東京でも講師を務められている、SABA彩子先生。
日伊櫻の会の西村副会長が恩人と崇める故・藤沢道郎氏に師事され
イタリアの中でもルッカと大巡礼の目標であったヴォルト・サントの
研究を長年つづけられています。
先ずは、ルッカの街の構造や歴史などを学び・・・
市壁とよばれる壁の話や門の話
建築様式や街のいたるところにある記念彫刻の話など
ルッカに溢れる魅力をたっぷりと教えていただきました。
ルッカの最後の君主はエリザ・ボナパルト
あのナポレオンの妹だったんですね。
講義の後半は
SABA先生のご専門でもあるヴォルト・サントのお話。
私たちがよく目にするキリストの磔刑像は
腰に布が巻かれ、身体の重みで腕が少し上がったイメージですが
ヴォルト・サントは全くイメージの異る磔刑像なのです。
衣服を纏い、王冠を被り
両手は水平に開かれ、目も見開いているキリストです。
キリスト教徒にとっては
磔刑から甦った、この姿こそ崇めるべきものだったのですね。
ヴォルト・サントと聖遺物があるルッカの地に
世界中から多くの巡礼者が訪れたのだそうです。
今でも、ルッカの守護聖人であるサンタ・クローチェの祭日には
その前夜の9月13日に、街中の電気を消してロウソクの灯をともし
中世の衣装を身に着けた人々がパレードするルミナーラが行われるそうです。
行ってみたいですね〜♡
そうそう。
コミックス&ゲームスでも中心となる街の本屋さんも、
ルッカでは芸術度が高いのだとか。
くにたちも個性的な本屋さんが多いまち。
こんなところも似ている気がするんですよね。
というわけで。
第4回目の研究会も大入りの大盛況となりました。
担当課の黒澤課長、素敵な企画をありがとうございました。
「市民の盛り上がりが少ない」とおっしゃる議員のみなさまにも
ぜひ研究会に来て、この人気ぶりを見ていただきたいです〜(^O^;)
市民の方々が中心となる企画も着々と進んでいるようですよ。
ワクワクするようなイベントを楽しみにしています
さて、明日は最終本会議。
ひときわ分厚い議案書の束を前に今夜の覚悟を決める私なのでした(笑)
では、またヘ(゚∀゚*)ノ
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