先日、世田谷区の保坂区長がテレビ番組で、
2016年度のふるさと納税による税収減が16億円にのぼり、
行政サービスに多大な影響を及ぼしている旨の
お話しをされていました。
ふるさと納税は、テレビCMや雑誌などで
「たいへんお得!!!」
「やらなきゃ損!!!」
と、さかんに宣伝しているので
専門のウェブサイトで返礼品を検索したり
実際に申し込んだ方も多いのではないでしょうか。
確かに、ただ取られるだけの税金で
高級肉や各地の銘酒やブランド米が貰えれば
こんなオトクな話はありません。
ただ・・・
他の地方に支払った税金が
本来は自分の住む自治体に入る住民税だということは
知っておいていただきたいのです。
とくに、東京の区部や市部のように
産業として目玉になる特産品のない自治体は
住民税が減少する一方になってしまいます。
さらに・・・
地方交付税の交付団体には
減収分の75%を国が補填するので影響は少ないのですが
国立市のように真面目に財政健全化に取り組んで
不交付団体になった自治体には
その補填が全くないという理不尽な制度。
とくに国立市は大きな企業などが少なく
税収の多くを市民税で賄っています。
「ふるさと納税ワンストップ特例制度」では
税額控除が全て個人住民税からになってしまうので
そのまま市の減収になってしまうのです。
昨年度の国立市のふるさと納税での減収は約1億3千万円
つまり、
1億3千万円分の行政サービスができなくなるということ。
これは保育園1園の運営委託費に相当する金額です。
だからね・・・
本音は「ふるさと納税」の制度を見直してほしいのです。
市民と行政が努力して健全な財政運営に努めている自治体が
ちゃんと生き残れるような仕組みにしてほしいのです。
でも残念ながら未だ現状は変わりません。
変わらないなら、今は闘うしかありません。
なので、国立市の返礼品の宣伝をしておきますね!
一番人気は、今やロケには欠かせない4Kの空撮ができる
セキドのドローン「DJI PHANTOM 4PRO」
他にもオーダースーツや美味しいお菓子や
カラダに優しい薬膳カレーやすた丼のタレや・・・
国立市が自信を持ってお奨めする返礼品がいっぱい♡
地域のコアな商品を試してみるのも楽しいですよ。
どうぞよろしくお願いいたします!!!
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