東京都の市議会議員研修会が府中の森芸術劇場で行われました。
 
 
本日のテーマは「地域防災の課題と災害時の議会・議員の役割」
 
 
講師は、元行政マンで跡見学園女子大学の鍵屋一先生。
 
 
東京都板橋区役所で防災課長、板橋福祉事務所長、福祉部長、
危機管理担当部長などを経験されてきた方で
『図解よくわかる自治体の防災・危機管理のしくみ』などの著書もある
実践型の地域防災の専門家です。
 
秋田のご出身ということで
男鹿半島の「なまはげ」の伝統行事が
実は地域福祉や地域防災に役立つ仕組みを持つことなど
分かりやすくて面白い話を交えながら
たいせつなポイントやヒントをたくさん教えていただきました。
 
先ず、私たちが心しておかなければいけないのは
30年以内にM7以上の首都直下型地震が起こる確率というのは
決して30年の猶予があるわけではなく
 
明日、起こるかもしれないし・・・
 
2020年に起こる確率は五分五分なのだと認識しておくこと!
 
日本の位置を地図で見れば
地震が起こることは必定であると考えるべきなのです。
 
 
お話を伺って、もう既に一切の余裕はないのだと実感しました。
 
また、貞観の時代に起こった大規模な地震を見ると
東北で起きた地震から、肥後(熊本)、出雲(島根)、京都、千葉
その後、南関東でM7以上の直下地震が起きています。
 
この流れは日本ができた成り立ちや地形と関係があり
東日本大震災からの流れを考えれば
自ずとこれからの展開が予想できるのです。
 
これはもう、できることを迅速に進めていかなければなりません。
 
さらに、今回の研修では「議員がすべきこと」を
具体的に教えていただきました。
 
これは、元行政マンならではのお話しだったのですが
まず執行部の「じゃまをしないこと!」(;^_^A
 
確かに、議員が「市民のため」と余計な動きをすれば
大混乱の中で災害対策本部となっている執行部に
さらに負担を強いることになりかねません。

議会活動はいっさい休止して
国への支援の要請や、地域での市民の代表としての活動に
専念するのがよいのだと理解できました。
 
教えていただき、ほんとうに良かったです。
たいへん意義深い研修となりました。
 
 
終わる頃には、小雪がチラついた府中周辺・・・
 
 
研修を受けた議員の心には、熱い炎が宿ったのではないでしょうか。
 
 
2月後半からはじまる議会もがんばらなくっちゃ〜(^O^)/
 
    ヒヨコヒヨコヒヨコ 
 
今日も読んでいただきありがとうございました。
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