本日は、和光中学の星野先生を囲んで
「子どもの現状と未来について語る茶話会」の3回目。
 
今回のテーマは「不登校・登校拒否を考える」です。
 
 
このテーマに関心がある方はたいへん多く
参加者が20名近くなったので、2部に分けての開催となりました。
 
ワタシは公務があったので夕方からの参加です。
 
北風の強い寒い日でしたが
寒さを乗り越えて、熱心なみなさんが集まりました。
 
 
今や、不登校の子どもは小中学校だけで12万人。
日本の自殺者は公式発表で年間3万人超え。
遺書などのない推定自殺者を入れるとおよそ6万5千人。
 
中東のテレビ局アルジャジーラが、中東での戦死者より多い
日本の自殺者の数に驚き取材に来たほどと言われています。
 
しかも、近年急激に増えているのが若年層の自殺者です。
 
こんな情報を知ると不安になる親御さんは多いと思います。
 
とくに不登校や、いわゆる引き篭もりで
子どもの心が見えなくなっていると、さらに不安は募ります。
 
前回も書きましたが、
先ずは誰かに話しをすること。
 
「話す」=「放す・離す」ということで
心に蟠る悩みや苦しみ、辛さを「話す」ことで解き放し
親が楽になることが、解決の第一歩だと先生はおっしゃいます。
 
この日も、お茶やお菓子を前にして和気あいあいで語り合います。
 
 
今回も星野先生からたくさんのヒントをいただきました。
 
とくに
「高速道路を走らされているような生活をしている」
現代の子どもたちにとって
自分のペースで、ときにはゆっくりと「自分を作り直す」ことが
必要であるというお話しや・・・
 
子どもが子ども自身で踠き苦しみながら答えを出そうとしているときに
親がアドバイスできるのは「休んでいいよ」という言葉ではなく
「自分の心と相談して決めればいいよ」という
子どもの気持ちを尊重する言葉掛けだということ。
 
けっきょくは、子ども自身が自分を修正する作業が必要なので
親が治せるわけではないのだということも分かりました。
 
義務教育という言葉があるせいで
「学校に行かない・学校に行けない」ことに
親も子どもも罪悪感を持ったり追いつめられたりしがちですが
本人の「行ける」タイミングや「きっかけ」を待つことも
重要なのだと感じました。
 
後半はいつものように、自己紹介と解き放ちの時間です。
 
 
現在、自分の子どもが不登校でなくても
子ども時代の経験を話すことで目の前が開けることもあるのです。
 
人間は、いろんな体験を経ながら成長していくのだと
改めて実感させていただきました。
 
星野先生、ご参加のみなさま、
そしてコーディネイトしてくれたKeikoちゃん、
素晴らしいひとときをありがとうございました。

「子どもの現状と未来について語る茶話会」は
今後も続けていく予定です。
 
    ヒヨコヒヨコヒヨコ 
 
今日も読んでいただきありがとうございました。 
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