9月の一般質問で小学校での英語教育のことを伺いました。
近隣のアジア諸国の中でも遅れていた日本の英語教育ですが、
文科省が「英語活動を含めた英語教育を、
2020年までに小学校3年生から実施する」ことを明らかにしました。
遅ればせながら、
グローバル社会で活躍できる人材の育成強化に向かったのです。
しかしながら、英語を聴くチカラを養うためには、
できるだけ早い時期から言語に触れる機会が必要で
できることなら、もっと早い時期・・・
例えば、小学校1年生からでも
何らかのカタチで英語と触れ合うことができないかと思い
質問させていただきました。
なんせ、ワタシたちの時代には
ネイティブな英語を知らない先生たちが発音を教えていたわけで
実際にアメリカに渡ったときに
習った英語がまるで役に立たないことに愕然としたのですから(笑)
その一般質問の答弁のフォローアップとして
市内の小学校で実践されている(教科ではない)英語の活動を
見学させていただくことができました。
国立市立第六小学校
こちらの小学校では、
外国語活動にALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)と
英語教育推進リーダーの先生を起用して楽しく学べる工夫をしています。
実は、この「英語教育推進リーダー」というのが
これからの英語教育改善の中心となると言われている
文科省の新しい事業なのです。
東京都全体1280校で40名という狭き門のなか、
国立市では、2名の英語教育推進リーダーを加配していただきました。
加配なので定員数に上乗せして配置される先生です。
これは、学校にとっては大きな財産です。
さらに、お二人の先生の発音の美しいこと・・・
実際の授業も
特別に作られた大きなホワイトボードやICT用巨大モニター
カラダを動かしながら英語を学ぶために選ばれた
机替わりにもなる便利なスタッキングチェアーなどを使い
子どもたちが生き生きと学べる工夫がされています。
もうひとつ、先生が多用していたのは英語の絵本です。
一人で読むためのものではなく
絵を見せながら先生のネイティブな発音を聴かせる
目と耳の協応を促すためのツールです。
耳が発達段階にある幼年期のうちは
この作業を多くすることで言語を習得できると云われています。
実は、ワタシの好きな教材ロゼッタストーンも
まさにこの手法で語学を学ぶシステムなのです。
理に適ってますよね〜
ただ現行の学習指導要領のなかで英語教育を必修とするには
授業時間をかなり工夫しなければいけないことや
小学校教員にとっては大きな負担となることもあり
急スピードでの方向転換はかなり難しいことも実感しました。
この六小の実践が、さらに磨き上げられ手本となって
子どもたちが将来の可能性を広げる外国語を身につけてくれるよう
これからも見守りたいと思いました。
本日は学校給食も試食させていただきました。
炊き込みごはんと具だくさんのお味噌汁
カレイの甘酢あんかけと大好きな東毛酪農の牛乳。
247円の美味しいお昼ご飯です♡
ご馳走さまでした〜
今日も読んでいただきありがとうございました。
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