「アクセシブルデザイン」という言葉をご存知でしょうか。

アメリカで生まれた「ユニバーサルデザイン」や
イギリスでは「デザイン・フォー・オール」と言われていたもので

障害を持つ人も持たない人も全ての人が使いやすい製品やサービスを
表した言葉です。

日本では「共用品」という言葉で表現していましたが
世界で統一された言葉にしようという機運が高まり
国際会議にて「アクセシブルデザイン」が採用されました。

なんだか難しい話をしてしまいましたが
意外と身近なところに、このデザインは採用されています。

例えば、ジャムの瓶に小さな突起が付いているのを知っていますか?

点字3

底に近い、この辺りにある小さなポツポツ。

点字4

ご想像の通り「点字」です。

これはもちろん目が不自由な方に便利なものですが
例えば、冷蔵庫の奥の方にある瓶を手探りで探すとき
この点字に触れれば「ジャム」であることが誰にでも分かります。

実は、シャンプーやリンスにもアクセシブルデザインは使われていて
これも、目をつぶって手探りでシャンプーやリンスを探すとき
点字を知っていれば、誰でも間違いなく手に取ることができるんです。

「アクセシブルデザイン」「共用品」とは
誰にとっても使いやすい配慮をされた製品のことなのです。

ワタシは、このような製品を研究推進するプロジェクト
「共用品推進機構」の前進である「E&Cプロジェクト」発足のときから
評議員として関わらせていただいてきました。

現在は、「共用品推進機構」のアドバイザーとして
引き続き活動の応援をさせていただいています。

点字1

市議という政治の道に進み
図らずも公益のための共用品の考え方を見つめ直すこととなり
改めて「あらゆる人」の不便さについて実感するようになりました。

設立から四半世紀経った今でも
なかなか浸透しきれていないアクセシブルデザインを
企業にも市民にも広めていかなければと思っています。

点字2

不便さからうまれる便利な製品たち!
身近にあるアクセシブルデザインを探してみてくださいね〜(^O^)/

    ヒヨコヒヨコヒヨコ

今日も読んでいただきありがとうございました。
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