今や「日本一の文化祭」でググればすぐにでてくる国高祭。
ワタシの母校、都立国立高校の文化祭ですクラッカー

地元では有名ですが・・・
夏休みの間に国立の大学通りにズラリと並ぶ、国高祭の看板。

国高祭1

全て、国高祭で演じられる3年生の演劇の看板です。

こちらが入場門!
この装飾も毎年工夫されています。

国高祭2

門を入るとすぐにこの看板。
先着順で入れていたら朝4時から並ぶ人が出てしまったために
抽選になったという伝説の「3年演劇」!!!

国高祭3

国立高校のクラスは、4桁の数字で表されます。
例えば、3年生の7組なら「3700」

校舎の前面には、3100から3800までの演劇の垂れ幕。
これだけでも見事ですビックリマーク

国高祭4

校内に入ると、壁や柱にも宣伝のポスター
まるでプロ仕様~ヽ(*'0'*)ツ

国高祭5

こちらも、もう有名になりました。
各クラスの「壁面装飾」

夏休みをフルに使ってクラス全員で作るのだそうです。
なんと言っても、国高のモットーは
「ぜんぶやる! みんなでやる!」

国高祭6

あ、言っておきますが、
国立高校は美術やデザインや演劇の専門学校ではありません(笑)

都立高校の偏差値ランキングでは堂々1位の進学校なんです~(^▽^;)

今回、見せていただいたのが、3300による「鍵泥棒のメソッド」
内田けんじ監督のあの名作映画を舞台にしちゃったんです!

国高祭7

上演するのは全て各クラスの教室。
客席も工夫してひな壇を作り、50人ほど収容できるようになっていました。

上演中の撮影はできないので、舞台装置の一部をご紹介~

コンドウが乗る車のセット。
もちろん、他のシーンでも使い回します。

国高祭8

1分ほどの暗転で次々と舞台を入れ替えて
サクライの部屋、銭湯、コンドウの部屋・・・と場面転換します。

脚本もキャストの演技も素晴らしかったのですが
裏方の途方もない努力が想像できる、見事なステージでした。

毎年、1万人以上が訪れる「日本一の文化祭」

彼らは受験を控えた3年生でありながら、
全員で夏休みを返上して、舞台制作に関わります。

全ての子どもたちがたいせつな役を担い、
ひとりひとりが誇れる仕事をやり抜きます。

    クローバー

芝居を観ながら、40年前の国高祭を思い出していました。

夏休みを返上し、2700の全員で作り上げた8mm映画。
みんなで徹夜したにも拘わらず、国高祭初日に間に合わず
泣きながら仕上げた、45分の白黒映画は今でもたいせつなタカラモノ映画

国高生の血脈が受け継がれてきた感動で
胸が熱くなった80分なのでした。

国高祭は、6日の日曜日まで
3年演劇は1日4公演で行っています。

お時間のある方は、ぜひお出掛けくださいね~

国高祭9

    ヒヨコヒヨコヒヨコ

今日も読んでいただきありがとうございました。
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