国高祭2011

夏休みの終わり頃になると、
家の近所の道路脇に、派手な看板が並びます。

こんなヤツとか・・・。



こんなのも。



今年は不思議なオブジェもありました。



そう！
「日本一の文化祭」と言われる、
都立国立高校の文化祭の看板です。

実は、私もその国立高校の出身。

伝統的に自由で楽しい学校生活を送ることに主眼を置いた
珍しい進学校（しかも都立！）なのです。

今はどうなのか分かりませんが、
私たちの頃は校則がありませんでした。
あるのは「校訓」だけ。
その校訓も「清く、正しく、朗らかに」

清く・・・は人それぞれの理解の範疇ですが、
悪いことをせず、楽しく過ごせばそれで善しと！

だから、文化祭も思いっきり楽しみます。

国高祭のメインは3年生の演劇。
たとえ受験が迫っていようと、そんなのカンケイナイ！
クラス全員で連日の徹夜だってしちゃうんです。

舞台を観るための整理券を得るために長蛇の列ができることも。

その国高祭が今日からはじまりました。



　　　　　　　

35年前の国高祭で、
私たちのクラスは、1本の映画を作りました。

「シングル8」で撮った、白黒の8ミリフィルム。

2日間徹夜したけど初日に間に合わず、
みんなで大泣きしながら作り上げた、45分の作品です。

その貴重な体験が、私の人生を変えたような気がします。

学生時代の経験と思い出は、大きなタカラモノ。
当時のクラスメイトは、私の誇り。

だから、みんな頑張ってーーー。
私たちも応援してるよーーー。