先週行われた「農家の台所」さんのお花見弁当試食会。
その第2回目が開催された。

ポカポカと暖かい、外歩きにも気持ちのよい昼下がり。
期待に胸を膨らませながら会場の国立店に向かった。

Twitterのつぶやきから始ったこの企画。
軽快なノリで開催を決めてくれた国立ファーム代表の高橋がなりさんが、
挨拶に来てくださった。
がなりさんと言えば、多方面でご活躍の有名人。σ(^_^;)
実は、農業に対しても並々ならぬ思い入れがあるようで、
この不況下で経営も厳しいであろう飲食店を、
農業のために生き抜かせようと頑張っている。

この国立店は、そんながなりさんの農家への思いを物語にした店舗。

「農家って、納屋の方から入って庭先に廻って、
縁側からようやく家の中に入るんですよ。だから、この席は農家の縁側」
$☆幸せのタネ☆-農家の縁側

言われてみれば、たしかにそんな感じ。
お店の入口が狭いのも、納屋から入るイメージにしたかったのね。

「そしてこの席・・・」
入口横の少し離れたスペースにあるテーブル席を指して話が続く。
「ここはね。東京から戻ってきた次男夫婦が立てた離れ。
お嫁さんが洋風の家が好きでこんな風になったわけ」
$☆幸せのタネ☆-次男の家

この違和感あるスペースには、そんなストーリーがあったんだ。
しかもこの席には、ベビーベッドが置いてある。
赤ちゃんも安心して連れて来られるお店。
いや、実家・・・かな。(笑)

がなりさんの農家の台所ストーリーに魅了されたところで、
いよいよ、お花見弁当試食会、2回目の始まり・・・。ニコニコ

今回は、ほぼ完成形を・・・ということで、
さっそく出していただいたのは、2種類のお弁当。
しかも、どちらも二段重ね!

ちょっと豪華な洋風お花見弁当。
15品で1,900円くらいの設定だそうです。
まず、一の重
$☆幸せのタネ☆-お花見弁当2

ポテトサラダ、海老のサーモン巻、チキン、ローストビーフetc

野菜粉をまぶしたローストビーフに包まれているのはネギ。
このネギの甘いこと甘いこと!
$☆幸せのタネ☆-お花見弁当9

ここのお弁当の美味しさは素材である野菜の美味しさそのもの。
サラダに入っているブロッコリーの茎だって甘くてシャキシャキ。
$☆幸せのタネ☆-お花見弁当5

小松菜のクッキリとした味と歯ごたえ。
大和芋と海苔のあえものに使われたプチトマトはフルーツのよう。
ワサビの辛さとトマトの甘さで絶妙の味わいになっている。

続いて、二の重
$☆幸せのタネ☆-お花見弁当1

洋風弁当と言いながら、和風の味も忘れない。
酢の物やひじき。
こちらも味の工夫が素晴らしい。
コロッケは、前回とは違うゴマバージョン。
中にはパルメザンチーズ。

美味しいーーー。
けど、できれば前回のと両方入れて欲しいです!
オンナの欲望は切りがない。
スミマセン・・・。

胡麻豆腐の湯葉包み
$☆幸せのタネ☆-お花見弁当8

「豆腐モノが一品入ると嬉しいなぁ」という要望に応えてくださった。
上品で美味しい~!
高級料亭のお料理みたい。

次のお弁当は、少し小さめで1,500円くらいの設定。
こちらも二段重ねで、一の重
$☆幸せのタネ☆-お花見弁当3

小さいとは言え、豪華さは変わらない。
肉巻、海老のサーモン巻、光レンコンとニンジンのフライ、チキンetc.

フライに使われたサクラの葉っぱが、とても良い味と香り。
こんな工夫が嬉しいよね。
$☆幸せのタネ☆-お花見弁当6

続いて、二の重。
$☆幸せのタネ☆-お花見弁当4

これで一人分なんだから、満足度は相当高い。
でも・・・。
ご飯も食べたいよねぇ・・・。

そんな欲望にもちゃんと応えてくれました。(笑)
炊込みご飯。
$☆幸せのタネ☆-お花見弁当7

オプションでオニギリにして欲しい!
とは、参加者みんなの意見。

使っているお米は兵庫県の「超越こしひかり」。
名前も素晴らしいけど、もちもちの食感と味わいが素晴らしいー。

さすがに2回目の試食会はグレードアップ。
彩りがキレイなのも◎です!
私は迷わず100点を付けちゃった。

これは春が楽しみーー!
今年のサクラは3月下旬ころから開花するらしいので、
少し前には、農家の台所でプレサクラ祭り。
満開の時期は混雑して入れないお店だけど、
お弁当なら予約をすれば買えるそうです。

この素晴らしいお弁当を作ってくれたのは、料理長の大関さん。
$☆幸せのタネ☆-大関料理長

イケメンで料理が上手って、相当ポイント高いんですけど~。(#^o^#)

最後に、スタッフと参加者で記念写真。
$☆幸せのタネ☆-記念写真

みんな、みんなこのお店が大好きなの。
応援団は国立店を盛り上げ、守り切ることを誓います!

ちなみに・・・。
2年前、友人と「会社を立ち上げよう!」って決意を固めたのは、
ここでサクラを観ながらだったよね。

親友を無理やり会社に引き入れたのも、
ここのランチを食べながらだった・・・。

私にとっては、もうただのレストランじゃなくなっている。
農家の台所は、私たちの故郷だ。
美味しい料理と美味しい野菜と心地よい縁側で、
心にも身体にも栄養をいっぱいいっぱい戴いちゃおう。