外宮で透きとおるような気を身体中に採り入れた私たちは、
白みかけた空にドキドキしながら
少し離れた場所にある内宮に向かう。
伊勢神宮とは、そもそも天照大御神を御祭神とする内宮と、
豊受大御神を御祭神とする外宮。
さらに別宮を合わせた125社の神社の総称だ。
全ての神社にお参りするには日帰りでは難しい。
外宮から内宮まで行くだけでも車で20分ほどかかる。
今回は、半日ちょっとで廻れる効率のよいコースを
kemiちゃんがコーディネートしてくれているので
安心して着いて行くだけでよかった。
時間読みにも抜かりがない。
宇治橋のたもとに着いたときには、
川も凍るような夜明け前の寒さ。
![$☆幸せのタネ☆-宇治橋のたもと](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/c1/d5/j/o0400030011020566319.jpg?caw=800)
鳥居の上には三日月が輝いている。
![$☆幸せのタネ☆-鳥居と三日月](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/9f/93/j/o0300040011020566318.jpg?caw=800)
山の向こうの空が、少しずつ明るくなってきた。
![$☆幸せのタネ☆-日の出直前](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/9a/08/j/o0400030011020566332.jpg?caw=800)
凍えるような寒さも、身が引き締まるようで気持ちがいい。
「あっ!」
日の出を待ちわびていた人々が、小さく声を上げた。
鳥居の左方から光が零れるように差してきた。
![$☆幸せのタネ☆-ご来光1](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/8b/b5/j/o0400030011020566326.jpg?caw=800)
ご来光!
待ちに待った瞬間だった。
携帯やカメラのシャッター音。
みんな言葉をなくして、その美しさに見入っている。
私はシャッターを切りながら涙を流していた。
「日本に生まれてよかった」
そんなありきたりで陳腐な言葉が、口からこぼれ出た。
![$☆幸せのタネ☆-ご来光2](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/79/ba/j/o0400030011020570367.jpg?caw=800)
連れて来てくれてありがとう!
晴れてくれてありがとう!
全てのものに感謝したかった。
太陽が昇り切って白く光るまで空を眺めていた。
ずっと立っていたので、さすがに身体が冷え切っている。
「さあ、暖を取りに行きましょう!」
おかげ横丁の赤福本店に向かった。
赤福は300年の歴史を誇る伊勢の和菓子屋さん。
東海方面に来たら、ほぼ100%の確率で買ってしまう、
あの美味しい赤福の本拠地だ。
本店は、おかげ横丁のはずれにあり
なんと朝の5時から営業をしている。
![$☆幸せのタネ☆-赤福1](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/2f/03/j/o0400030011020570352.jpg?caw=800)
もちろんお伊勢さんに来る参拝者のため。
商売というよりは、心意気。
だって、たった280円で赤福3個と美味しいほうじ茶、
それに暖かい火鉢のサービスを提供しているのだ。
店先では若い女の子たちが火をおこし、
「おはようございます!」と元気に声を掛けてくれる。
冷えきった身体には、何より嬉しい火鉢。
![$☆幸せのタネ☆-赤福火鉢](https://stat.ameba.jp/user_images/20110202/19/megumiishii/ce/40/j/o0400030011021960688.jpg?caw=800)
今日2度めの朝ごはん。![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![$☆幸せのタネ☆-赤福3個](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/f2/33/j/o0400030011020570373.jpg?caw=800)
いつ食べても美味しい赤福。
朝一の糖分は脳を活性化させてくれる。
香り高いほうじ茶が、身体中を巡って温めてくれた。
買ってくれば良かったなぁ・・・と、東京に戻ってから後悔。
オリジナルのほうじ茶は隠れた土産物の名品かも。
充分に温まって、さあいよいよ内宮へ出発。
時刻はようやく8時。
今日は一日が長そうだ・・・。
白みかけた空にドキドキしながら
少し離れた場所にある内宮に向かう。
伊勢神宮とは、そもそも天照大御神を御祭神とする内宮と、
豊受大御神を御祭神とする外宮。
さらに別宮を合わせた125社の神社の総称だ。
全ての神社にお参りするには日帰りでは難しい。
外宮から内宮まで行くだけでも車で20分ほどかかる。
今回は、半日ちょっとで廻れる効率のよいコースを
kemiちゃんがコーディネートしてくれているので
安心して着いて行くだけでよかった。
時間読みにも抜かりがない。
宇治橋のたもとに着いたときには、
川も凍るような夜明け前の寒さ。
![$☆幸せのタネ☆-宇治橋のたもと](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/c1/d5/j/o0400030011020566319.jpg?caw=800)
鳥居の上には三日月が輝いている。
![$☆幸せのタネ☆-鳥居と三日月](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/9f/93/j/o0300040011020566318.jpg?caw=800)
山の向こうの空が、少しずつ明るくなってきた。
![$☆幸せのタネ☆-日の出直前](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/9a/08/j/o0400030011020566332.jpg?caw=800)
凍えるような寒さも、身が引き締まるようで気持ちがいい。
「あっ!」
日の出を待ちわびていた人々が、小さく声を上げた。
鳥居の左方から光が零れるように差してきた。
![$☆幸せのタネ☆-ご来光1](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/8b/b5/j/o0400030011020566326.jpg?caw=800)
ご来光!
待ちに待った瞬間だった。
携帯やカメラのシャッター音。
みんな言葉をなくして、その美しさに見入っている。
私はシャッターを切りながら涙を流していた。
「日本に生まれてよかった」
そんなありきたりで陳腐な言葉が、口からこぼれ出た。
![$☆幸せのタネ☆-ご来光2](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/79/ba/j/o0400030011020570367.jpg?caw=800)
連れて来てくれてありがとう!
晴れてくれてありがとう!
全てのものに感謝したかった。
太陽が昇り切って白く光るまで空を眺めていた。
ずっと立っていたので、さすがに身体が冷え切っている。
「さあ、暖を取りに行きましょう!」
おかげ横丁の赤福本店に向かった。
赤福は300年の歴史を誇る伊勢の和菓子屋さん。
東海方面に来たら、ほぼ100%の確率で買ってしまう、
あの美味しい赤福の本拠地だ。
本店は、おかげ横丁のはずれにあり
なんと朝の5時から営業をしている。
![$☆幸せのタネ☆-赤福1](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/2f/03/j/o0400030011020570352.jpg?caw=800)
もちろんお伊勢さんに来る参拝者のため。
商売というよりは、心意気。
だって、たった280円で赤福3個と美味しいほうじ茶、
それに暖かい火鉢のサービスを提供しているのだ。
店先では若い女の子たちが火をおこし、
「おはようございます!」と元気に声を掛けてくれる。
冷えきった身体には、何より嬉しい火鉢。
![$☆幸せのタネ☆-赤福火鉢](https://stat.ameba.jp/user_images/20110202/19/megumiishii/ce/40/j/o0400030011021960688.jpg?caw=800)
今日2度めの朝ごはん。
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![$☆幸せのタネ☆-赤福3個](https://stat.ameba.jp/user_images/20110201/23/megumiishii/f2/33/j/o0400030011020570373.jpg?caw=800)
いつ食べても美味しい赤福。
朝一の糖分は脳を活性化させてくれる。
香り高いほうじ茶が、身体中を巡って温めてくれた。
買ってくれば良かったなぁ・・・と、東京に戻ってから後悔。
オリジナルのほうじ茶は隠れた土産物の名品かも。
充分に温まって、さあいよいよ内宮へ出発。
時刻はようやく8時。
今日は一日が長そうだ・・・。