「冬は稀少、貴重。来年のために保存します。」


「信州の伝統野菜」とひと口に言っても、栽培スタイルはそれぞれ。

様々な信州の伝統野菜をイベントやマルシェで紹介してきましたが、生産の現場に接してみるとそれぞれの事情を持って栽培しています。


秋から冬に旬を食する野菜は、ネギ、カブ、ダイコン、ゴボウなど。

冬は土が凍るので、収穫期には限りがあります。

利益はないと言われながらも、特産品として商業ベースに乗っているのは、「松本一本ねぎ」や「木曽の赤かぶ」。

木曽の赤かぶとして地域に残る6種の赤かぶは、御嶽山の噴火で全国に知られた王滝村の「王滝かぶ」など。

株は「赤かぶ漬け」、茎と葉は塩を使わず乳酸発酵させた「すんき漬け」に加工されます。

      ★土曜味覚教室…「木曽の赤かぶ」  

        http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-11403931906.html



信州の伝統野菜
来年2月1日に、東京の六本木農園で、「信州の伝統野菜の勉強会」があります。

講師は、信州の伝統野菜の認定委員である大井美知男氏にお受けいただけたので、とても内容の濃い勉強会になります。

    ★スローフード勉強会『信州の農業と伝統野菜』を学んで味わおう! 

     http://www.roppongi-nouen.jp/event/archives/2015/02/01112228.html


ねずみ大根
私の任務は、食材の準備。

年を越して入手できる信州の伝統野菜を当たり、手配し終わったところです。

「ねずみ大根」「山口大根」「戸隠大根」、そして、「千代ねぎ」。


特産品として成熟している「ねずみ大根」。

地域の種を継承することを主目的として、上田市山口地域のブランドとしてリンゴ栽培をしている生産者さんがグループで栽培する「山口大根」。

戸隠そばの薬味や漬物に利用している「戸隠大根」。




山口大根
育てやすさ、売りやすさ、収益性とは、ほど遠い伝統野菜。

その地で、継承され続けた種には、代々の人の歴史が存在します。


どれも収穫が済んでいますので、保存して提供します。

贈答にも人気のある「松本一本ねぎ」は、揃えることができなくて残念…。





「信州の伝統野菜の勉強会」では、今年の夏のイベント「ディスコベジー2014」の協力依頼をくださったスローフードユース東京の代表中森さんのお話もあります。

持続可能な未来を考え、農と食の様々な取り組みにチャレンジする素敵な若者たち。その活動。

     ★ディスコベジー2014

         http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-11897385040.html

     ★ディスコベジー2014 動画

         http://vimeo.com/103496067


「信州の伝統野菜の勉強会」は次世代へつなぐ大切なコト、モノを考える機会です。

意欲的に行動する方たちのお話をお聴きして、未来の農と食に「安心」と「安全」を導く仲間になりませんか。  


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