「ピリリ、味に個性あり…」
一ヵ月以上前になりますが、
直売所に「山椒の実」が並んでいました。
「身欠にしんの山椒醤油漬け」。
10数年前に福島県へキュウリの視察に行き、頂いたことを思い出しました。
初めて食べたその味は、山椒のインパクト抜群。
味は濃いけれど、身欠きにしんの旨みと、酢のほどよい酸味がマッチして、酒の肴にしたくなる味。
魚の旨みが引き出された醤油が魚醤となって、山椒の香りとともに舌に染み入ります。
身欠にしん、醤油、酢。
身欠にしんは八分乾を買い、米のとぎ汁で茹でて、臭みを取りました。
にしんの骨は、骨抜きで抜き取って…。
魚の骨抜きは便利な道具のひとつ。
毛抜きで代用できますが、専用は使い心地が全く違いますね。
あとは、山椒と一緒に醤油と酢に漬けるだけ。
適当に…つくってみました。
食事に時間を掛けられず、簡単メニュー続きでした。
そこで、冷やっこには山椒醤油を掛けてみました。
ピリリ…。舌にぴりりとインパクト。
「小粒でもぴりり…」
子どもの頃から、小柄の私にキラッと輝きをくれた、その言葉。
「小粒でも、凛としていたい」と、思わせてくれる魅惑のことばです。
好みは、いろいろ。
本来の山椒の新葉を使うと、また違う感じなのでしょう。
このまま少し熟成させて、味の変化をみたくなりました。
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