山道を車で移動すると、道沿いに車を止め、ワラビ採りをする人の姿があります。
白樺やゼンマイの育つ山麓地帯に群生し、この季節になるとニョキニョキと顔を出すワラビ。
こごみ(ゼンマイの芽)とともに、山菜採りは地元の人々の季節の楽しみです。
佐久から白樺湖に向かう県道40号線沿いの蓼科牧場付近には、数年前に白樺の木を植林した地帯があります。
ここには、ワラビがありそう…。
白樺の幼木が年々育ち、自然環境が整うことで、自然の恵みとしてワラビが育つ。
自然と人間の共存には人の手入れが必要なことを感じさせられます。
ワラビは、酸性の土を好む山菜で、独特の苦味がおいしさですが、食べる前にアク抜きの必要があるのは周知の通り。
お浸し、ごま和え、卵とじなどで風味と歯ごたえを愉しみますが、発ガン性物質「プロキロサイド」を含むそうですから、おいしくても一度に沢山食べるのは避けた方がよさそうな感じです。
アク抜きに使う重曹。
最近、見直されている重曹の効果はいろいろ。
食用としては、膨らし粉(ベーキングパウダー)として、おまんじゅうやケーキに使われ、生地を膨らます効果があります。
また、野菜の硬い繊維をやわらかくする効果もあります。
弱アルカリ性の重曹は、炭酸水素ナトリウム(NaHCo3)のこと。
下水道に流しても安心なことから、食器洗いや掃除にも使われていますね。
また農業では、うどん粉病対策や除草効果で、特定農薬にも指定されています。
★恐るべし重曹パワー
http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-10259979656.html
わが家の冷蔵庫にあるワラビの水煮。
直売所で買い求めてきたものです。
採った人の人柄が現れているように、きれいな束にまとめてあったワラビ。
一本ずつ採った、その手間に感謝し、おかかを掛けたり、卵とじでしばらく楽しみましょう。
***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・
***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~
ランキングはこちらをクリック!
ありがとうございます
***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~
***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~***~・・~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
料理の基本を知るかんたんクッキングEX
わが家の食育 お家でつくろう!食べよう
!
地産地消と特産品を訪ねて
素材を知って食べる かんたんクッキング