「今は昔…日本一のうどん粉」

春夏秋冬いつもそよ風-小麦 川中島合戦で知られる
長野県の北東部に位置する川中島…。

犀川の扇状地で雨が少なく、昔は信濃川を遡上した鮭が捕れ、小麦と米が二毛作されていた肥沃の地です。


この歴史ある地で、大正から昭和の高度成長前まで“日本一のうどん粉”と呼ばれる小麦が栽培されていたそうです。

その名は「伊賀筑後オレゴン種」。

筑後平野の軟質小麦とアメリカオレゴン州産の硬質小麦を交配した品種です。





春夏秋冬いつもそよ風-そうめんチャンプル グルテンが多く、味のよいこの品種は、三重県で開発されながら、なぜ長野県で普及したのか…。


それは、長梅雨などで穂発芽しやすい伊賀筑後オレゴン種の栽培には、雨の少ない信州の川中島平や更埴市、上田市の辺りが適していたからのようです。

日本で一番雨が少ないのが北海道の網走で、その次に少ないのがこの地域と知りました。




伊賀筑後オレゴン種は、収量が上がらず、輸入小麦に押されて、今はすっかり幻の小麦になっています。

しかし、最近は伊賀筑後オレゴン種を作ろうというグループによって、その味が再現されているとか。


鎌倉時代から行われていたという米麦二毛作。

川中島古戦場が示す戦国の世に想いを馳せて・・・、

この地に適した品種でぜひ小麦栽培を再興してほしいと思います。



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