「やさしい甘さと歯ごたえがおいしさ…」
地元の友人からマコモタケをいただきました。
今年もまた収穫の季節になったのですね。
私がマコモタケの栽培に関わったのが2004年。
当時、長野県では豊野町(現長野市)を中心に、各地で栽培に力を入れて始めていました。
マコモタケは休耕田での栽培作物として推奨されたイネ科の作物。
昭和50年代にヤーコンと共に農水省で栽培を推奨しましたが、広く普及には至らなかったようです。
野生のマコモタケと食用マコモタケがありますが、野生のものは茎が肥大しないため、食用にはなりません。
食用マコモタケは、水稲のように分けつして20~30本になり、秋を迎える頃、茎に“黒穂菌”が寄生して、根元がタケノコのように肥大します。
マコモタケは味にクセが無く、採りたては生で食べられます。
ほのかに甘く、歯ごたえが魅力。焼いてよし、油との相性がいいので炒めてよし。
タケノコと同じ料理用途で楽しめます。
また、マコモタケには水質浄化の働きがあり、水質浄化事業にも使われ始めています。
マコモタケの周辺は、餌場や産卵場所として水棲生物が集まることも健全な生態系づくりに役立ちます。
茎は、しめ縄や茅の輪などにも利用され、コモやムシロなどの敷物の材料にもなります。
宝船やねこつぐらを編んで民芸品にすれば、換金作物としても有効に利用できます。
マコモタケを食べてみたい方は、長野市豊野町「りんごの湯」へお出掛けください。
★りんごの湯
★マコモタケ料理
http://megumico.seesaa.net/article/107691379.html
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