<2003. 2/6号掲載>
内臓肉は栄養が豊富ですが、鶏肉の砂肝(すなぎも)もご多分に漏れず栄養価は抜群。
鶏の“きも”は心臓と肝臓を指し、砂肝は胃袋の筋肉の部分です。
「筋胃」「砂袋」とも言われ、ついばんだ砂を蓄えて食べたものをつぶす働きをしています。
筋肉ですから、コリコリと歯ごたえがよく、味にもクセがありません。
脂肪が少なく、たんぱく質が多いのが特長。
鉄分やビタミンB2が豊富なことも見逃せません。
塩焼きで食べる砂肝の焼きとりのおいしさは格別。
新鮮な砂肝は生で食べられるほどで、色が白く、時間が経つと徐々に赤味を増します。
砂肝の南蛮漬けも、砂肝の定番メニュー。
日本酒のおいしい季節には、保存食になりますから冷蔵庫に常備すると便利です。
もちろん、お弁当や箸休めの一品にも。
女性は貧血の予防にも好適です。
砂肝の調理は、まず回りの脂肪や筋を取り除き、薄く削ぎ切りにして、一個を4枚位に切り分けます。
【砂肝の南蛮漬け】
①ニンニク、ショウガ(各半かけ)、赤唐辛子をみじん切りにします。
②砂肝(300g)を薄切りにします。
③しょうゆ(大さじ3)、酢(大さじ2)、酒・サラダ油(各大さじ1/2)、ゴマ油少々を混ぜます。
④②を高温の油で素揚げにし、熱いうちに油を切って③に漬けこみます。
しばらくしてから長ネギとニンジンのせん切りをいれて彩りにします。
※山くらげやザーサイのみじん切りなどを加えても目先が変わります。
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