<2002. 2/28号掲載>
のりは、おすしやおにぎりなどに欠かせないごはんの友ですね。
ごはんをエネルギーに変えるために必要なビタミンB1が豊富なことからも、最良のコンビです。
のりはその昔、大和朝廷の頃には、税金として納められたほどの高級品で、仏教信仰の拡大によって食生活を豊かにするものとして珍重されました。
そして徳川家康がのり好きだったために東京湾での養殖が始まり、食生活に定着しました。
のりにも旬があり、11月初旬頃の初摘みから3月下旬までが最盛期です。
この季節はつくりたての香り高いのりを楽しむことができます。
おいしいのりは、黒褐色でツヤツヤと光沢のあるもの。
濃い色ほどおいしく、極上品は赤味のある漆色を感じます。
また、パリパリした食感も持ち味です。
もしも、湿気てしまった時には、ちぎってしょうゆと、みりん(4:1:1)で煮詰めて佃煮にします。
この週末は、家族そろってひなまつりのお祝いをする家庭も多いのでは…。
ひなまつり料理の定番はおすしです。
今年は、刺身で巻いた変わりのり巻きで、のりの風味を満喫ましょう。
【お刺身巻き】
①すしめしを作ります。
②のり巻きの芯にする具を用意します。
青味にはゆでたセリやホウレンソウ、キュウリ。
ゴボウ漬けや卵焼き、カンピョウ、たたきナガイモと納豆、オオバなど好みの組合せで。
③のりを縦半分に切り、火であぶります。
④巻きすにのりをのせて(ツルツルの面を上に)、すしめしを均等におき、具を芯に細いのり巻きをつくります。
⑤巻きすにラップを重ね、うす切りの刺身(マグロ、サーモン、イカ)を④ののり巻きを巻ける位の幅におき、すしめしを重ねてのせて巻き込みます。
⑥3cm幅位に切ります。
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