1月11日は鏡開きです。
お正月のお供えに飾った鏡餅を下げるのが鏡開きで、お汁粉で食べる習慣があります。
その際、鏡餅は切る事を忌むため、木槌などで叩いてから割って使います。
お汁粉というアズキとの組合せは、アズキの赤が呪術的意味をもち、古くから魔除け、汚れ払いに使われていたからのようです。
アズキはハレの日の食べ物とされ、区切りの日の厄除けを意味していました。
今はほとんどのアズキが北海道産で、エリモショウズ、ハツネショウズ、サホロショウズなど、地名が由縁の品種名があります。
天候の影響を受けやすい作物のため、相場があって、不作による変動が高値を呼び「赤いダイヤ」の別名がつきました。
アズキは、血栓を溶かす働きをするサポニンが多く、鉄分も豊富なため健康な血液をつくる食品です。
また、二日酔いや便秘にも効果があり、祝い膳続きのお正月にはぴったりの食べ物です。
【ひき茶しるこ】
①鏡餅を食べやすい大きさにします。
②なべに片栗粉(大さじ3~4)、抹茶(小さじ2)、砂糖(100cc・約60g)を入れ、水(250㏄)で溶きながら練ります。砂糖は少し控えめに。
③②に湯(500㏄)を加え、中火でのばします。
④①の餅を焼いて(ゆでてやわらかくし)、③に加え、汁粉椀に盛ります。
⑤最後に練りあんをのせ、混ぜながら食べます。
※練りあんは、市販のものが手軽です。
手づくりでゆでる時のポイントは、最初に煮立った湯を一度捨てる「渋きり」と「差し水」。
よく練ると粘りとツヤが出ます。
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