能登はやさしや……信州の食育にも

 

春の農繁期になり、家庭菜園の野菜づくりもはじまります。

この時季は野菜や花の苗の販売が拡大し、苗専門店の売り出しもはじまりました。

 

今日は地元の2店舗への納品と準備に動きながら、直接お取引をしている生産者様からの今期のご注文の電話対応などで一日が終わりました。

一般家庭の野菜づくりも、専業で換金作物としての栽培も、どちらも順調に収穫まで育ちますように。

いつもの時季にいつもの方々と……毎日、久しぶりの皆様と会話をしていると、その交流に心が温まるのを感じます。

 

4月の初めの新聞に「信州の子へ ちくわで食育」という記事がありました。

「ビタミンちくわ」の製造元のスギヨ(石川県七尾市)が、2022年にビタミンちくわ誕生70周年に長野県大町市の小学校3校で出張授業を行なったそうです。

大町市は、黒部ダムへの拠点でもあり、「ビタミンちくわ」とのご縁の深い地域です。

 

「能登はやさしや土までも」と、能登巡りをした加賀藩の武士 浅加久敬の言葉が、能登の人々の人情をあらわしています。

その後、他地域でも要望があり、同社は食育の教材を制作し公開してくださったそうです。

現在、被災して生産を休止している同社へは、「早くビタミンちくわが食べたいです」と、大町市の小学生からメッセージが届いているとか。

食文化がつないだ交流による、小さな祈りが大きなチカラとなって、一日も早い復興が叶いますように。

 

 

 

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