「信州が生んだ新しき女性のひとり」

 

明治、大正、昭和へと、信州で時代を切り拓いてきた女性に目を向けると、功績や名言を残しています。

「元始、女性は太陽であった」や「生きるとは行動することである、ただ呼吸することではない」という言葉は、平塚らいてう(雷鳥)のもの。

女性解放運動の先駆者、丸岡秀子氏は、「言うべきことを言い、書くべきことを書いて仲間を増やす」。

もろさわようこ氏は、「自分の思想を自分でつくり、行動する個人の生き方が社会を変えて行く」という内容の言葉です。

 

そして、平塚らいてう氏と同じ年に生まれた松井須磨子氏は、演劇の世界に功績を残しています。

先日、松井須磨子らの功績を短編アニメで伝えようと、松井須磨子協会が制作した作品がYouTubeで公開されました。

★YouTube 「カチューシャの誕生」

カチューシャの誕生 (youtube.com)

 

長野市松代町出身の松井須磨子氏。

舞台「復活」で、日本初の歌う女優として「カチューシャの唄」を歌い、そのレコードは大ヒットしたそうです。

島村抱月氏と芸術座を立ち上げ、公演の中で歌った「ゴンドラの唄」「さすらいの唄」などもヒット。

作曲は、中野市出身の中山晋平氏で、まるで「ブギウギ」の服部良一氏と笠置シヅ子氏のように、次々に歌を生み出しています。

前年亡くなった抱月氏を追って、1919年(大正8)に33歳で亡くなった短い生涯ですが、女性解放運動が進む時代を色濃く生きた女性だと思います。

 

 

 

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