「検査値は、偽りない安全の評価」

 

雪融けが進みましたが、雪かきで山にした積雪や日陰の雪は残されています。

最盛期への助走がはじまり、デスクワークと販売活動でバランスよく過ごした一週間でした。

今週は2種のオンライン視聴をし、「食の安全と環境」についても考えました

デトックス・プロジェクト・ジャパン(DPJ)による「子ども検査プロジェクト結果報告会」と、アレルギー専門医師の「有害電磁波による人体への影響」です。

 

農業の現場では、農薬50%削減目標があり、農薬のリスク換算値による低減の取り組みがはじまっています。

肥培管理によって農薬を低減した健全な栽培をすること(無農薬も含め)。これをひとつの取り組みとして活動していますので、農薬の曝露は見逃せない情報です。

 

健康を守るための環境や暮らしにとって、農薬は身近な存在です。

生産する方も、作物を食べる側も、カラダへの農薬の影響(曝露)があるからです。

まずリスク換算値の高い農薬を使わないことが近道で、その健康害を知ることからはじまります。

 

 

DPJでは、食品の残留農薬だけでなく、人が摂取した影響として尿検査を進め、血液も対象にしていくそうです。

大人の尿の検査では、ネオニコチノイド系農薬は9割、除草剤グリホサートは5割の方々に検出がみられているとか。

子どもの健康を守るために、子ども検査プロジェクトで50人の小学生の尿調査をすると、参加した全員から検出があったという今回の報告です。

 

この調査は、

①学校給食を食べている時期(長期休み時期は除く)。

②比較的、食の安全に気をつけた食材を使う家庭。

③調査は、ネオ二コチノイド7成分、ネオ二コチノイド代謝物1、ネオ二コチノイド類似7成分。

成分ごとのデータは、大人の検出率と一致する傾向で、農薬の出荷量とも連動するようです。

ネオニコチノイド系農薬を減らすために代替農薬が勧められていますが、それによって販売量が増えてきたスルホキサフロルなどの成分の検出が増えている傾向があります。

 

食品添加物や電磁波の影響についても併せて考えると、ひとつひとつは規制値内でも、有害化学物質の複合曝露が気になります。

複合曝露の影響が分からないだけで、「安全」とは言い難い多様な汚染。

大人が学び、子どもの健康を守る環境づくりを現場感覚で行うことは、大人の責任でしょう。

"責任"という言葉が無くなった政治の世界で、子どもたちの信頼は得難いと思いますが……、

子どもたちの健康な未来を考えることは、日本という組織に欠かすことのできない持続可能な開発目標だと思います。

マネーゲームに価値を求める大人たちに未来を左右される子どもたち……。

本気で、子どもたちの健康と未来を考えたいものです。

 

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