「天皇誕生日に、その覇気を感じて」

 

夜空の満月が、雲に隠れたり姿を見せたり……。

最も小さい満月"スノームーン"を明日に控えた、天皇誕生日の月です。

昨日「雨氷」のついた樹木は、夜中からの雪に覆われて、寒々しい姿でした。

 

車を走らせる道沿いに、国旗が掲げられていて祭日を再確認させてくれる家があります。

子どもの頃の祭日は、もっと当たり前のように日章旗を掲げていた気がします。

 

 

江戸後期の国学者、平田篤胤による平田派国学を夫婦で学び、尊王攘夷論に感化された「幕末の女傑」がいたそうです。

幕末の尊王派女性志士、松尾多勢子は、長野県飯田市生まれ。

朝廷と幕府の情報を入手し、多勢子は意を決して52歳で京都へ単身上洛し、志士となります。

国事に尽力し、平田一門に弾圧が掛かると長州藩に潜伏し、その後、岩倉具視邸にも関わり「岩倉の女参事」と呼ばれていたそうです。

 

1894(明治27)年、83歳で亡くなる2年前に、昭憲皇后陛下より白縮緬(しろちりめん)の恩賜という記録が遺されています。

19歳で結婚後、7人の子を育て、和歌や国学を学んで、52歳で上洛には、圧倒されます。

新政府関係者との調整役を果たしたり、島崎藤村の「夜明け前」にもその名が登場するという、覇気に満ちたその生涯、生き様。

 

何歳からでも、やる気があれば、自分らしい生き方ができる……

使命を果たすことに限界年齢はないようです。
天皇誕生日だから……松尾多勢子の生涯に想いを馳せます。

 

        雪に負けない小さな花たち……

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