「毎日の健康を支える、食の原点」
大雪ではじまった今週は、週末になって疲れの蓄積を感じています。
無理が効くので、毎日をこなしていても、週末になると気が緩むのか体が重いです。
能登の皆さまは、連日続く寒さと労働で、本当にお疲れのことと思います。
日々の体調のバロメーターは、まず"感覚"ですが、時々、血圧を測ってみます。
一昨年は体調にムラがあり、毎日、血圧・体温、湯上りに体重を測っていました。
昔、血圧が高くなった母が、高血圧用の薬を飲みはじめてから激太りし、胃薬などをどんどん増やし体調を崩して行ったのを目の当たりにしていました。
薬の恐さを知るだけに、カラダと向き合い、疲れた時や不調を感じたときには、その場所を意識的にケアして自然治癒。
健康維持のためには"老化を抑えること”と考え、「糖化と酸化を防ぐこと」を注視しました。
そしてはじめたのが、「自家製だし」を料理のベースにすることでした。
今、乾しているのが、生椎茸とタモギダケ。
昆布とキノコと鰹節を煮出した"天然だし"を冷蔵庫にストックし、味噌汁、煮物などの味のベースにしているため、定期的な仕込み作業です。
これをはじめて、まず気づいたのは、醤油と味噌の使用量が減ったこと。
甘みには砂糖を使わず、調理酒、本みりんを使うことで、薄味になっていても旨味が際立っています。
そして、驚いたのは、血圧の安定です。
一昨年の血圧はいつも130台になっていて、少し不安を感じていました。
高い時は150を超す記録が時々あり、測り直すこともしばしばで、この自家製だしに替えてみたのです。
今は、時々測ると115~125の数値になっています。
この日常で思いがけない食塩入りの食材に気づきます。
市販のだしパックや冷凍うどんなどには食塩が入っているため、その塩分を忘れずに調理するのが減塩です。
健康でいれば、自立して生きるチカラになります。
そして、健康でさえあれば、無理が効きます。
2011年の軟膏の処方がお薬手帳の最後の記載で、薬を避けているのは母の姿が遺した教訓です。
カラダの声を訊きながら、丁寧な健康管理をしていこうと思う春のはじまりです。
椎茸 タモギダケ
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