「自然の中で共存する姿……」
お盆前は、ビーバーで草刈りをする音があちこちで鳴り響いていました。
わが家も、汗だくになって家の周囲を刈り、整備された気分になりました。
水田地帯の農道に止められた軽トラック。
この広い水田の周りも、ビーバーで草刈りをする姿がありました。
車からずいぶん離れた所で、草を刈っています。
延々、刈り続け……暑い中、本当にお疲れさまです。
緑の風景の中に、枯草の地帯が広がる風景も目にすることがあります。
除草剤を撒けば、たちまち草は枯れて無くなります。
異様さを感じる枯れ野原……。
手間を掛けてビーバーで草刈りをした後、スッキリと刈られた畔草の緑は、美しい景観です。
ここに棲みついたダイサギ（白鷺）は、毎日、この付近を餌場にしています。
カエルを食べるのか、ミミズを食べるのか、
除草剤を使わず、恐らく、農薬もかなり少ない水田地帯です。（無農薬かも）
ダイサギが、高架橋を走る車の流れを眺めるように、首を長く伸ばして見続けています。
（何を考えているの？）
ローカル線の電車が通ると、そちらに向いた感じ。
遠くにもう一羽見えますが、今日は離れて行動です。
急に飛び立ち、啼き声を発しました（一声……）。
「さようなら」だったのか、「またね！」だったのか。
自然を守る人がいて、自然を生きる渡り鳥がいて、自然に感謝する私がいます。
みんな、自然があるから、生きていられます。
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