「イレギュラーな調査で、新たな発見」

 

昨日は3時にアラームを設定して、収穫調査に出掛けたため、今朝もその時間になる前に目覚めてしまいました。

外は雨……、いよいよ梅雨です。

 

ハウス栽培の春作セルリーの収穫は終盤になり、イレギュラーの調査を行いました。

先月、調査した試験区のセルリーが、糖度5以上だったため、他の棟の糖度も確認のため比較してみるためです。

 

セルリーの糖度は、あまり評価対象になっていませんが、調査してみると、数値として一定の値を残します。

手元のデータは、硝酸イオン含量や葉緑素値が多い中、糖度のデータを探してみると、露地栽培で3.5~4.0。

ハウス栽培で、4.0前後。全体像はざっくりと、3.5~4.2という感じです。

糖度5以上(最高が5.4)を食べてみると、「甘い!」。

測る前に、舌で感じます。

 

 

20棟近くなると、収穫期も変わるため、条件の個性とでもいうようなハウスごとの違いがあります。

大きな影響を感じるのは、水管理です。

土が乾く条件、潅水パイプの状況、過湿になる環境など。

この調査では、潅水が足りない部分に、生育不良(小ぶりになる)、分球、そして、ヨトウムシの食害(下写真)がありました。

理由がわかることは、"改善"が収益を上げるダイレクトな要素ですので、"伸びしろ"として次の作型に活かせます。

 

収穫物と根も連動させてみました。

根が伸びているので、スコップの幅に区切って、正方形に抜き取りました。

細根がびっしりで、根量が多いのは、育苗に使った資材の効果です。

レタス、キュウリとともに、資材の施用で糖度が1度上がるのが、共通のデータです。

 

 

 

 

 

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