「『ハクサイ黄化病』への施用効果を再確認」
昨年初めて育苗用の資材をお使いいただいた生産者様の育苗ハウスを先週訪ねました。
品種や病害のお話をお聴きする中で、他の生産者様とのお話と合わせると、最近の病害は「ハクサイ黄化病」の発生になっているように感じました。
弊社の資材は、長野県の施肥改善部会の試験を「ハクサイ根こぶ病」への施用効果の確認から始め、"普及可"資材に採択されています。
普及可前の4年の試験と、その後の確認試験で「ハクサイ黄化病」の軽減効果も確認でき、どちらの病害にも一定程度の防除に役立つ結果を得ています。
様々な作物の様々な病害に対して、どの程度の防除ができるのかをデータに残していますので、可視化するために、少しずつウェブサイトでまとめはじめました。
まず、ハクサイから……。
ハクサイの産地では、ハクサイ根こぶ病とハクサイ黄化病が長い年月で交互に侵されている印象です。
黄化病は、バーテシリウム菌による病害で、多犯性のためナスも「ナス半身萎凋病」という対策のない病害があります。
弊社の資材で、どちらも防除・軽減効果がありますので、共通の菌だという結果があらわれています。
昔から「霧下ハクサイ」という呼び名で出荷されている産地での施用です。
ハクサイの記事を膨らませるために、急いでまとめなくては……。
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