「意識と手当で緩やかな加齢にしたい」
「おばあちゃん、おばあさんなのにどうしてお化粧するの？」
あらら～。孫が「おばあちゃん」と呼べるようになったとき、自分の加齢をダイレクトに突き付けられた気がしたのですが、ある日、化粧するのをじっと見ていた時の思いがけない質問に、これまた不意打ちされた気分です。
母方のおばあちゃんは年上でお化粧をしない方なので、なぜなぜ期の孫は「？？」だったのでしょう。
可笑しいやら、可愛いやら。
仕事柄、紫外線に容赦なく当たってきた私は、シミがたくさんできてしまいました。
まるで職業病…。
シミ同士がつながって大きなシミに…、そんなことを繰り返してきました。
生きていると、否応なく受け入れざるを得ないリスクもあります。
これからは、最期の時までに帳尻合わせをしようと決めています。
やりたくでもできなかったことを遣り、立場上、控えていた真実の歴史を記し、それからシミは薄くし…（笑）。
どのくらいの年数になるかは寿命任せですが、人生の最期までに帳尻合わせすることはたくさんあります。
その中に、昨年の誕生日にはじめたことがあります。
それは、シワの記録。
題して「一度限りの加齢体験／シワのでき方」。
加齢の体験は、一生に一度なので、シワの記録をつけることにしました。
増えたシワの書き込み作業です。
どんな順番でシワができていくのか、表情や感情の影響で個人差が出るものかも知れません。
そんな興味に併せ、狙いは意識することで手入れができて、シワを深くしない、予防になること（かも…笑）。
記録をはじめてみると、自分の顔を近くで見るようになり、薄いシワを見つけると記録し、手入れをするようになっています。
特に、眉間のシワなどの縦ジワが要注意です。
眉間のシワを深くしない暮らし…。そんな意識づけがシワの予防だけでなく、穏やかな暮らしの呼び水になることも願って、続けてみます。
穏やかな暮らし…愉しみながら年を重ねる意識と行動です。
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