「“アニマルウェルフェア”(動物福祉)の放牧効果は…」

 

日蔭にまだ融けきれない雪を残しながらも、晴天で暖かな過ごしやすい一日でした。

朝の内に八ヶ岳山麓、川上村に往復し、明日からの人事異動でお世話になるJA新スタッフとも初対面のご挨拶ができました。(マスクをしていたので、顔全体が分からないままで…笑)

八ヶ岳は青空の下で雪を被り、くっきりとした山並みが輝いていました。

 

山の向こうは、諏訪地域…。

富士見町や原村の農業地帯と別荘地帯が拡がります。

 

 

近々、訪ねる準備中の今、タイミングよく興味深い記事に出合いました。

昨日、興味のある部分から読みはじめた「東京2020大会/食のレガシーをどうつくるか」。

農政ジャーナリストの会発行で、農山漁村文化協会で販売されています。

         ★テーラーメイドの栄養管理

             https://ameblo.jp/megumico-agri-a/entry-12582885559.html

ページを捲ると「アニマルウェルフェアにどう向き合うか」という記事があり、八ヶ岳中央農業実践大学校の佐藤衆介氏(畜産部長・東北大名誉教授)の講演内容がありました。

数日前に切り抜きをした記事のような…。

思いがけず、3月11日信濃毎日新聞掲載された内容の本元のようで、記事を読み直してみると正しく合致です。

新聞記事は、「移動式鶏舎 放牧効果は」というもので、家畜にストレスを与えない飼育方法「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の実験を移動式鶏舎でこの夏、行うという内容です。

 

その背景にあるものは、オリンピックの畜産物の調達条件に「食材の安全」「環境保全」「労働安全」以外に、アニマルウェルフェア(動物福祉)に対応した飼養管理を認証して提供するということのようです。

動物の福祉についての議論をされてきた後に、「五つの自由と対策」という提案があり、①空腹・渇きからの自由 ②不快からの自由(適切な飼育環境の提供) ③痛み・損傷・病気からの自由 ④正常行動発現への自由 ⑤恐怖・苦悩からの自由 という考え方が提案されたようです。

日本では、自由という表現がしっくり理解しづらく、「快適性に配慮した家畜の飼養管理」として、2020オリンピック・パラリンピックの食品調達基準のアニマルウェルフェアを表現したそうです。

 

できるだけ自然に近づけた飼養管理で家畜を飼う、ということがストレスを与えないことにつながり、放牧は以前から一部で行われています。

移動式鶏舎は、免疫力、卵の栄養価などにどう影響するか、トレーラーで移動する鶏舎が耕作放棄地の活用に役立つか、興味深い研究課題です。

動物愛護、家畜の飼養…。

アニマルウェルフェアを知らない人が8割に及ぶという日本で、この認証をどう認知させて普及するのか。

オリンピック年の今年、その言葉と試みのひとつを知った私です。

       ★アニマルウェルフェアと環境エンリッチメント

             https://www.saga-jp.org/enrichment/ja/essay-1999.html

 

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