なかなか予約が取れないお店に行ってきました。
フジテレビ「アイアンシェフ」で一躍有名になった
「くろぎ 」さん
和の鉄、ミシュランの星も獲得した事もあるお店です。
グルメの友人が昨年の11月に行ってその時に予約してそれが先週の金曜日。(ほぼ一年(笑))
友人と、9月の中旬だから松茸出るかな~?まだ鱧はあるかしら?など想像を膨らませながら銀座でショッピングをし、煉瓦亭で食べたランチを消化してワクワクしながら予約の時間を待ちました。
場所は、千代田線湯島駅からすぐ。
しかしながら、看板やのれんなどないので知らないと通り過ぎてしまいそうです。
古い民家を改修したのかしら?素敵な建物です。
さて、写真がないのですが、最初に八海山のビール を注文。
八海山と言えば、日本酒。としか知らなかったのですが、ビールもとても飲みやすくておいしかったです。
お料理は、(ちなみにメニューはありません。常連さんは分かりませんが、季節にあったお料理が出てきます。)
・きのこと菊と三つ葉のおひたし。
菊の苦みとお出汁のお上品なお味でお口の中が秋~♪
こちらはくろぎさんの定番みたいです。
・焼きごま豆腐
ごま豆腐と言ってももちもちっとしていて表面を炙ってあって香ばしいの。添えてあるわさびとの相性も抜群でした。
お次は
キターーーーーーーーー!
・松茸の土瓶蒸し
夏の終わりの鱧と松茸とのコラボは本当に短い期間しか味わえない贅沢な組み合わせ!
もうね。
香りが・・・・・やばい・・・よっ!
美味しくて唸っているところに、
黒木さんが登場。
松茸持って!
・焼き松茸
丁度良いサイズが3本も!
「熱いうちに手でさいて食べてくださいね。」
どちらの松茸ですか?って聞くと。
「岩手か北海道か?どちらかだった?両方かな?」的な(笑)
和の鉄人なのに、とても気さくな方です。
カウンター前のテーブル席だったのですが、カウンターには市場の松茸全部買い占めた?ぐらい乗ってました。(いったい全部でいくらなんだろう?と考えちゃう自分が情けない・・・(笑))
ビールの後は、黒龍と言う日本酒に。初めて飲んだのですが、美味しかったです。
お次は、
・鱧のあらい
こちらも黒木氏がサーブしてくださいましたよ。
「この鱧はね。韓国産なんだけど、国産の倍ぐらいのお値段するんですよ。韓国産の鱧はとってもおいしいんですよ~」と。これまた気さくに。
梅肉のソースでいただきました。
まだまだ続く~~
・子持ち鮎の塩焼き
鮎の下の引いてあるのが「蓼(たで)」
で、蓼酢でいただきます。
塩鮎と言えば蓼酢なんですってね。
全然知らなかったです。(いや~いい年して知らない事が多すぎる)
お料理もさることながら、使っている器も素敵でしょ!!
・八寸
上から時計回りに、
もずく酢、カツオのお寿司、ごぼうの八幡巻、ジャガイモを鰹節で合えたもの、枝豆はゆずこしょう風味、黄色いトマトは甘酢漬け、わかめと梅の和え物、ばち子、小さな玉ねぎのの南蛮漬け、パプリカと何かの和え物。
ふぅ~最後のパプリカだけ忘れちゃった。
・お造り
大間のマグロ、一日寝かした淡路産の鯛、淡路産の鯛。
どれもこれも美味しいぃ~♪
・お吸物
ずいきの吉野仕立て
本当にやさしいお味でお代わりしたかった~。
おかみさんが、
「まだお召し上がれますか?」にみんなYES!
・飛騨牛のステーキ
濃厚~~!食べた事ないぐらい高級な味がした!(笑)
そろそろフィニッシュね。
お箸も新しくし、お漬物の登場~!
どれもこれも丁寧に作られたことが分かりそれぞれ美味しい
ジャジャジャ~ン。
土鍋で炊いたご飯。
お出汁の効いたごはんに大きな鮭。本当はこの上に見えなくなるぐらいのいくらが乗ってるのだけど、
わたしがいくらが苦手なので、別盛りにしてもらいました。
こんな感じ。
お出汁がかなり効いていてお腹空いていたら3膳はペロリよ。
残念ながら、皆かなりお腹いっぱいだったのでお土産にしていただきました。
そして、最後は手作りのくずきり。
すぐ固くなってしまうので急いでお召し上がりください。との事。
お腹いっぱいなのに、するするっと食べれちゃいます。
本当は、ねりきりも付く様なのですが、お土産にしてくださいました。
くろぎさんのアイコンのお豆?ひょうたん?の形のねりきり。
次の日美味しくいただきましたよん。
一年近く楽しみに待ってた初くろぎ。
本当に美味しくて感動しました~。
お料理の出るタイミング、サービスもバッチリ。
お店は広くはないですが、とても居心地の良い空間でした。
ちなみにパパはとても楽しみにしていたのに、金曜日でどうしても仕事で行けず・・・
わたしだけ贅沢させてもらっちゃいました。
くろぎ