皆様、こんにちは。
今日も蒸しますね~。
ホント、梅雨はどこに?
さて、今日は週末のお楽しみ、大河ドラマ「光る君へ」を視聴しました。
印象に残るシーンごとに見てゆきたいと思います。
まずは
✨謎の宋人「周明」の正体は腹黒スパイ?まひろは彼と急接近するが✨
まひろが父為時の赴任先越前で知り合った宋人の周明。
腕の良い薬師でもある彼は、謎多きイケメンです。
まひろは彼から宋語を教わるようになり、二人の仲は急接近。
波打ち際で二人きりのシーンは、なかなか絵になる美しいものですが、
実は彼は日本人であったようです。
そのことが彼自身の口から語られ、口減らしのためにりょうしん海に捨てられたところ
宋人に拾われたそうです。
なので、今の主君には非常に恩義を感じています。
実は、使節団は、宋と日本の交易を正式に始めたいという宋の朝廷の密命を帯びており、
周明は、まひろが日本の時の朝廷の権力者である道長と親しいと知り
まひろを利用しようとします。
何だ、腹が真っ黒の悪いヤツ?
ちょっとガッカリでした。
✨藤原宣孝とまひろ(紫式部)が良いムード✨
為時とまひろは、都にいる藤原宣孝に越前に遊びにくるように誘いました。
しかし、宣孝は姿を見せず、、、
で、てっきりもう来ないものだとばかり思っていたら。
忘れた頃、為時が領内の巡察に出ている留守にやってきました。
まひろに、越前の名物ウニを教えてもらいつつ、嬉しげに話す宣孝。
宣孝は
ーそなたといると、別の世界が開けてくる。もっと生きたいと思うようになる。
と、本音を漏らします。
相変わらず、丁々発止の二人ですが、何となく良いムード。
二人がゴールインする日も近いようですね。
✨女院藤原詮子の述懐ー夫に顧みられなかった心淋しき妻のホンネ✨
定子は相変わらず宮外にいて、思うように逢えない一条天皇は
心淋しい日々を過ごしています。
しかし、ついに定子が第一皇女を出産したとの知らせが入り、
母子ともに無事と知り、帝は歓びを隠しきれません。
定子不在の間に、続々と公卿の娘たちが入内しました。
しかし、いまだに一途に定子を恋慕する帝は、他の女に見向きもしません。
そこで、道長と妻倫子は一計を案じ
道長の邸で帝と女御元子が対面する場を設けました。
琴が得意な元子と笛の名手である帝が琴瑟相和してくれることを期待してのことです。
しかし、帝は途中で演奏を止めてしまい、、、
その後、帝の母詮子が道長にぼやくシーンがありました。
ー私は夫である円融帝には疎まれた。何がどうしたら、主上と定子のように
互いに熱烈に想い合えるのかしら。
そこには、女人として最高位に上りつめながらも、女性としてはけして幸せとは
いえなかった詮子の心情が溢れていました。
その点、定子は確かに一条天皇に一途に愛されましたから、
表面的には薄幸にしか思えない短い生涯であったとしても、女性としては
幸せであったといえるかもしれません。
何をもって「幸せ」とするかは、見る角度によって違うということですね。
✨「水」を産んだ一条天皇の女御藤原元子ー定子の次に寵愛された悲運の妃✨
とはいえ、史実はこのように語っています。
ー定子不在の間に入内した女御元子は、一条天皇の寵愛を一身に受けた。
どうやら、一条天皇は元子を気に入ったようです。
ドラマとは少し違うようですが、、、
あるいは、この先、このような展開になるのかもしれませんが💦
とにかく元子は帝に気に入られ、寵愛を受けました。
そして見事に懐妊したのです。
誇らしげに出産のために里帰りしたところまでは良かったのですが、
臨月になっても陣痛が来ず、漸く産気づいたものの、
何と赤ちゃんは出てこず、大量の水が出ただけでした。
この異常妊娠については、「想像妊娠」という説が有力なようです。
実家から一日も早く皇子をとプレッシャーをかけられた挙げ句、
想像妊娠してしまったということらしいですね。
しかし、私は大量の水というところが気になります。
想像妊娠の可能性は高いかもしれませんが、産気づいて大量の水が出たという
のであれば、想像妊娠というよりは、やはり「妊娠」はしていたと推測する方が
良いのではと、、、
つまり、「妊娠」はしていたけれども、赤ちゃんが母胎で育たない妊娠であった
「流産」ということだったと推測する方が理にかなっているようにも思えます。
何故、「水」を産んだのに「想像妊娠」とするのか、よく判らないですが、、、
当時、元子は「想像妊娠」だといわれ、かなり嘲笑の的となったようですが、
本当に帝の子を「妊娠」していたのだとしたら、あまりに気の毒としか
いいようがないですね。
ですが、この元子、後に一条天皇の死後、運命の男性とめぐりあい、
二人の娘たちにも恵まれています。
そのことを知って、少し救われたような気持ちになりました。
ドラマでは、この辺りを描くのかどうかは判りません。
以上、今日も駆け足で見てきました。