切ない恋に涙が止まらない!道長とまひろの美しくも哀しいキスシーン~大河ドラマ「光る君へ」感想 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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皆様、こんにちは。

 

 この時間帯に更新するのは、少し久しぶりのような気がします、、、

 

 さて、昨夜は大河ドラマ「光る君へ」を視聴しました。

 

 日曜の夜、、、

 

 普通ならテレビ放映を見るところですが、私の場合は録画視聴です。

 

 つまり、土曜の再放送分なので、実質は先週のものになりますね(^^ゞ

 

 感想をざっくりと書きます。

 

 まずは

 

 

 

 花山天皇が藤原道兼の口車に乗り、ついに出家させられる

 

 

 番組を見ていると、あたかも帝が自発的に出家を望んだように思えますが、

 

 実は兼家の二男道兼がしきりに帝を唆したことは明白ですね。

 

 帝はかねてから寵愛していた弘徽殿女御祇子が妊娠中のまま亡くなったことを

 

 嘆いていました。

 

 そこにもってきて、祇子がいまだ成仏できていないと吹き込まれ、

 

 道兼からはしきりに出家を勧められ、ついに乗せられてしまったというわけです。

 

 もちろん、祇子が成仏できていないというのも、真っ赤な嘘です。

 

 稀代の陰陽師安倍晴明が兼家に授けた悪知恵でした。

 

 それにしても、このドラマの清明は真っ黒黒ですね、、、

 

 野村萬斎さんが演じた、かの清明とは真逆のキャラのように思えます。

 

 それはともかく、昨夜は若き帝が悲嘆に沈んでいるところ、つまり弱みにつけこんで

 

 まんまと帝位から引きずり降ろしてしまった経緯がリアルに描かれていました。

 

 これは歴史にも史実として残っていることです。

 

 私も知ってはいたので、終始ドキドキしながら見ていました。

 

 帝の位にある人を謀略で引きずり降ろすーなんて、まさに天をも畏れぬ大罪です。

 

 唯一の救いは、私が好きでよく見る韓国時代劇のように

 

 「流血」がなかったことでしょうか。

 

 「光る君へ」はかなり創作というかフィクションが織り込まれてはいるようですが、

 

 あの花山天皇が欺されて出家する下りは、ほぼ歴史に忠実に描かれた感じです。

 

 それだけに、歴史好きとしてはもう、ホントに観る甲斐がありました。

 

 こんな風に歴史が動いていったのかー。

 

 まるで眼の前で過去に繰り広げられた歴史的事件の一幕を見ているようでした。

 

 見応えがありましたね。

 

 それから

 

ついに結ばれた道長とまひろ。美しくも哀しさを秘めたキスシーン

 タイトル通りです。

 

 ついに時ここに至り、道長とまひろが結ばれました。

 

 しかし、この若い二人の情熱的なキスシーンを見て、私は一瞬固まりました。

 

 ーNHKで、ここまでやる?

 

 昔のNHKは、お堅いの見本のようで、それは当然ながら、大河ドラマも同様でした。

 

 昨夜のように、はっきり、しっかりと「濡れ場シーン」と呼べるほどのレベルで

 

 描かれたことはー私が知る限りはですが、ないと思います。

 

 もちろん、私は代がドラマはここのところは見ない方が多いので(^^ゞ

 

 ただ自分が知らないだけかもしれませんが。

 

 なので、正直、茫然としながら二人の美しいキスシーンを見ていました。

 

 月夜の廃屋で結ばれた二人。

 

 そこは大河ドラマですから、通常のように激しいー笑 シーンではありませんが、

 

 それでもNHKにしては思い切った大胆なシーンではあり、、、

 

 それでも嫌らしさとかは感じない、美しい場面でした。

 

 そこは描き方にもよるかもですが、やはり演ずる役者さんの演じ方でしょうね。

 

 事後、道長は当然のように「まひろ」に求婚します。

 

 ー誰も俺達を知らない遠くに行って、幸せになろう。

 

 それに対して、まひろは

 

 ーとても嬉しい。でも、私は何の苦労も不自由も知らずに育った道長様が

 

 普通の民のように畑を耕したり、薪を割ったりしているところは想像できない。

 

 あなたは、摂政や関白にならなければならない。偉い人になって、

 

 直秀のように悲惨な死に方をする人がこの国から無くなるようにしてちょうだい。

 

 と、プロポーズを辞退します。

 

 ーいやだ、俺はまひろを妻にしたい。

 

 普段は怜悧で寛容な道長は人が変わったように、駄々っ子のように言い募ります。

 

 直秀は、あの散楽一座の旅芸人ですね。

 

 私的に「六龍が飛ぶ」のイ・バンジに似ていたという、、、

 

 まひろの気持ちは、同じ女性として共感できるものです。

 

 道長から求婚されたことは嬉しい。けれども、この国のの未来のためには

 

 道長のような人こそが政治を行って欲しい。

 

 相反する強い想いがして、まひろに折角のプロポーズを拒ませたのでしょう。

 

 哀しい女心ともいえます。

 

 そして、道長の周囲には後に妻となる二人の女性、源倫子、源明子が

 

 登場しています。

 

 この二人の妻はそれぞれ道長の子をたくさん産み、藤原家の隆盛にも

 

 おおいに貢献しました。

 

 しかし、それは更に後のことになります。

 

 さあ、ついに一線を越えた道長とまひろの濃いのゆくえは、どうなるのでしょう?

 

 期待を込めて、次週へと続きます。