【残酷な歴史という名の運命に引き裂かれた】王と王妃の切なくも美しい純愛ー「七日の王妃」動画あり | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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かなしいのに惹かれる曲

 

 

 

 

 

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皆様、こんにちは。

 

 今日の当地は、少し肌寒い一日となりました。

 

 でも、昼間の陽射しは心なしか明るく感じられ、三月が近いことを教えてくれるようです。

 

 さて、今日は考えていたネタがあったんですが、、、

 

 たまたま朝に見たウェブニュースで考えたというか感じたことがあり

 

 急きょ変更です(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 韓国女優でパク・ミニョンさんという方がいます。

 

 超有名といって良い女優です。

 

 現代物がメインだけど、時代劇でも素晴らしい演技を披露する人です。

 

 私の好きな女優さんの一人でもあります。

 

 とはいえ、彼女の主演作をそんなに見たわけではないのですが、、、

 

 数年前に見た時代劇「七日の王妃」は、今も強く心に残っている作品です。

 

 もちろん、彼女が主演しています。

 

 朝鮮王朝時代、燕山君ヨンサングンという名高い暗君がいます。

 

 あまりにも暴君すぎて、ついには臣下たちがこぞって反正ー政変を起こし

 

 燕山君を王の座から引きずり降ろし、新しい王を推戴しました。

 

 ミニョンさんが演じたのは、その新しい王中宗の正室、端敬王妃タンギョンです。

 

 衝撃的なタイトル「七日の王妃」の通り、王妃はわずか七日しか

 

 その位にいることはできませんでした。

 

 というのも、王妃の実家は廃位された燕山君の正室の実家でもあったからです。

 

 もちろん、前王と共に前王妃も廃位されました。

 

 中宗は妻を愛していましたが、自らが滅ぼした前王の妻と外戚であった

 

 家門出身の妻を遠ざけるしかありませんでした。

 

 更に、王妃には義兄でもある前王と密通していたという不名誉な噂もありました。

 

 ドラマでは、この三角関係をも題材にして描いています。

 

 また、中宗が妻を愛しく思いながらも、泣く泣く突き放さざるを得なかった

 

 下りをも描いています。

 

 何とも切なく哀しい物語でした。

 

 このドラマを見て気になったのは、、、

 

 ー中宗は果たして本当のところはどうだったのか?

 

 ということでした。

 

 ドラマでは二人を純愛で結ばれた夫婦ながら、歴史と時代、運命に引き裂かれた

 

 悲劇のカップルとして描いていました。

 

 では、史実の中のタンギョン王妃は?

 

 自分なりに少し調べたところ、ドラマに近い出来事はあったらしいと判明したのですね。

 

 中宗は王妃廃位を唱える臣下たちに対し、その必要はないと何度かは庇ったそうです。

 

 ですが、誰が考えても、新政府軍に後押しされて即位した王が

 

 自らが廃位した前王と深いつながりを持つ女性を妻としていることは適切ではありません。

 

 中宗も臣下たちの勢いに、ついに王妃を廃位する決断に至ったのは

 

 仕方ないーというよりは、むしろ当然だったでしょう。

 

 伝説が残っています。

 

 廃位されたタンギョン王妃の棲まいを中宗が遠くから眺めることがあったそうです。

 

 それを聞いた王妃は、自分の身に纏っていたチマをの岩にひろげたといいます。

 

 夫に「自分はここにいる、元気です」と伝えたかったのでしょうか。

 

  「チマ岩の伝説」として残っています。

 

 「七日の王妃」の中宗と王妃であれば、実際にそのようなことがあったに違いないと

 

 信じられそうです。

 

 何とも切ないエピソードですね。

 

 ドラマの初盤のまだ若かった中宗が燕山君に殺されかけ、

 

 長らく「死んだことになって」、大人になってから姿を現したという展開は

 

 史実とは相反するものです。

 

 この辺りはまったくのフィクションではあるものの、

 

 その後のチェギョン(王妃)との再会から結婚、やがて

 

 哀しい別れを迎えるまでの物語は、素敵というよりは切々と胸に

 

 迫るものでした。

 

 私の中で「七日の王妃」は忘れられない名作として今も鮮烈な記憶とともに

 

 残っています。

 

 今日、久しぶりにこの名作を思い出したのは、パク・ミニョンさんインタビュー記事を

 

 読んだからでした。

 

 今や押しも押されぬ演技派女優として活躍するミニョンさん。

 

 やはり、大成した人の言葉は重みがあるし、

 

 私自身、人生や物事に取り組む姿勢について改めて考えさせられる部分が

 

 たくさんありました。

 

 興味のある方は、リンク先から、ご覧くださいね。