緊急帝王切開になった若いママへーかつて緊急帝王切開を経験した四児の母から伝えたいこと | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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あの時励ましてもらった

 

 

 

 

 

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皆様、こんばんは🌙

 

 今日は夕方から掛かりつけ医に薬を取りにいっていました。

 

 午後は4時からの診療なのですが、診察を終えて待合室で会計を待っている時、

 

 受け付けの人が

 

 ー大学病院の先生がまもなく来られるそうです。

 

 と先生に伝えているのを聞き、「ああ、、、」何となく察しました。

 

 果たして、ほどなく受け付けの人が予約を取っている方に電話を始めました。

 

 ー緊急帝王切開になりますので、しばらく外来が止まります、再開は午後七時からです。

 

 このクリニックは院長先生が一人ですべてをこなしておられます。

 

 緊急のときには、どうしても仕方ないことです。

 

 それにつけても、思い出すのは27年前、自分が初めて帝王切開になったときのことです。

 

 そのときのことを思い出すと、どうしても涙がこぼれそうになります。

 

 いえ、自分のときのことを思い出して哀しくなるのではありません。

 

 今日、突然に予想外のことになってしまった若いお母さんの心を想像してしまうからです。

 

 ここからは、突如として予期せぬ帝王切開になったママへのメッセージです。

 

 二回めのお産であれば、まだしも少しは冷静に受け容れられるでしょうが、

 

 初めてのお産なら、緊急帝王切開になるのはショックだと思います。

 

 いちばん大変なのは、お母さんです。

 

 普通分娩ができる、そのつもりでいたのに、赤ちゃんの心拍が低下したなどなど、

 

 赤ちゃんの生命が危険にされされた時、帝王切開が選択されます。

 

 手術をして一刻も早く赤ちゃんを出してあげなければ、赤ちゃんが死んでしまう、、、

 

 理解はしていても、手術は怖いものです。

 

 手術になったショック、更に赤ちゃんが大丈夫だろうかという心配、

 

 更に手術そのものへの不安と恐怖。

 

 色々な気持ちが一挙に押し寄せてきて、妊婦さんは身体ももちろん大変ですが、

 

 気持ちもかなり大変です。

 

 手術中は腰椎麻酔だから、意識はしっかり保ったまま、、、

 

 術後は後陣痛と傷の痛みがダブルで来る。。。

 

 私は産後、

 

 ー自分は何故、赤ちゃん普通に産むこともできなかったのか?

 

 と自分を責めました。

 

 帝王切開での出産は「お産ではない」という人もいまだにいるのは、残念なことです。

 

 でも、帝王切開は立派な「出産」です。

 

 陣痛ではないけれど、ちゃんと痛みや苦しみに耐えて乗り越えて

 

 赤ちゃんを「産む」のです。

 

 どうか緊急帝王切開になったママさん、

 

 自分を責めないでくださいね。

 

 自分は頑張ってママになったんだと、自信と誇りを持って

 

 長く辛い「お産」に耐えた自分をたくさん褒めてあげてください。

 

 私の母はいまだに「帝王切開」という言葉を耳にしただけで、顔をしかめ

 

 ーその話は聞きたくない。

 

 と拒絶します。

 

 ですが、帝王切開で赤ちゃんを産んだ人にとって、「手術」は出産の想い出そのもの

 

 なのです。

 

 出産の想い出について、そんな風に嫌なもののように言われることは辛いのです。

 

 今日、帝王切開になった若いお母さんも、今頃はもう元気な赤ちゃんを

 

 出産していることでしょう。

 

 繰り返しますが、帝王切開も立派な出産方法の一つです。

 

 これから出産に臨まれるすべてのお母さんが無事に元気に赤ちゃんを

 

 その腕に抱っこできますように。