【声無き読者の「声」を聞く】ー見知らぬ人からの激励メールに心温められた日々。あの頃の想いを再び | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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皆様、こんにちは。

 

 今日も昨日に引き続き、寒い一日でしたね~。

 

 当地では昼過ぎに小雪が舞っていました⛄

 

 残念ながら、すぐに止んでしまいましたが、、、

 

 さて、今日は過去に書いたエッセイをご紹介して、当時を振り返り、今の自分も絡めて

 

 お話ししたいと思います。

 

 ☆

 

 

 

 「声無き読者の【声】を聞く」という、ちょっと意味深? なタイトル。

 

 もちろん、書いた自分もよく憶えていて、特にタイトルだけで当時、自分が何を考えていたのか、

 

 何を不安に思っていたのかを鮮明に思い出せます。

 

 どんな内容かをざっくりとお話ししますとー。

 

 当時、私は所属している小説サイトを退会しようかどうか悩んでいました。

 

 それも急に思いついたわけではなく、かなり前から考えていたのです。

 

 理由は様々です。

 

 とにかく、このままで良いのかという迷いや焦りのようなものがありました。

 

 しかし、そんな時、舞い込んできた見知らぬ人からのエールがありました。

 

 それは、「私はあなたの作品のファンで、ずっと読んでいるけれど、小説サイトに登録もしていないし、

 

 ましてやレビューも書かない、表に出たくないので。でも、応援しているし楽しみにしているから

 

 是非、頑張って欲しい」。

 

 そんな感じでした。

 

 そして、その方は、わざわざ私の応援メールを送るためだけに、一時的に小説サイトに会員登録

 

 したというのです。

 

 感激しました。

 

 また、あるときは、アメブロのメッセージで、やはり私の作品を楽しみに読んでくれているという

 

 方から激励して貰ったこともあります。

 

 どちらも、初めての方でした。

 

 そんな体験を経て、私は小説サイトでもう少し頑張ってみようと思い立ったのでした。

 

 実際には、それから随分後に一旦、そのサイトでの活動休止を宣言することになりましたが、、、

 

 しかし、それは本当にもっと後のことです。

 

 止めようと考えていた時、一旦踏みとどまれたのは間違いなく、見知らぬ方からの

 

 応援、激励メッセージのお陰でした。

 

 その時、私は考えたものです。

 

 小説サイトではPVだとかブックマーク(読者数)、ランキングなどの眼に見える結果や数字に

 

 惑わされやすいけれど、私の作品を好きだと言ってくれた方たちのように

 

 「表に出たくない、サイト登録すらせず」読んでいる読者も少なからずいるんだ、、、

 

 と、眼からウロコのことに今更ですが、気付いたのです。

 

 サイトに登録していないということは、当然ながら、ブクマなどには反映されません。

 

 PVにはもちろん反映されると思いますが、、、

 

 更に、「声無き読者の【声】を聞く」というタイトルで感じたことを綴ったら、

 

 また、同じ方からメールが届きました。

 

 ーそうなんです、まさに「声無き読者」はいるんですよ。小さなことなんて気にせず、

 

 のびのびと作品を作って下さい。応援しています。

 

 本当に、あのときは嬉しかったし、ありがたかったですね。

 

 小説を本格的に書いてゆこうと志してから、実に30年の月日が流れました。

 

 自分が何とかここまで歩いてこられたのは、見守り協力してくれた家族、

 

 応援してくれた知人、更には名前も知らない読者さんのお陰であったとーしみじみと思います。

 

 筆歴30年の節目を迎えた今、改めて「声無き読者」の存在に想いを致すと共に、

 

 あの頃、感じた感謝の気持ちをいつまでも持ち続けていたいものだと考えています。