【嫁いだ娘が突然、自宅に帰ってきた】ーママの顔をひとめ見てからー母思いの娘が幸せになりますように | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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一瞬一瞬、1日1日を大切に精一杯生きることを心がけています。
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なんだか泣けてくる

 

 

 

 

 

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皆様、こんにちは。

 

  今日も割と暖かな一日でしたね~。

 

  やはり、暖かいと助かります✊

 

  さて、昨夜のことになりますが、、、

 

  昨日は末っ子が公文式塾へ行っているので、夕食が遅い日でした。

 

  なので、普通なら、午後8時くらいって二階の台所に行ってて

 

  階下にはいないんだけど、、、

 

  昨日は、丁度、まだ自分の部屋にいたんですね。

 

  と、下の台所(旧台所、昔、家族がまだ少ない頃に使っていた)の戸が開いて

 

  ーママ、ママ。

 

  と、私を呼ぶ声が聞こえてくる。

 

  しかも、嫁に行った長女の声ではないか(゚o゚;

 

  嫁に出してから、娘のことを考えない日は一日としてありません。

 

  手放したからこそ、余計に情というのは深くなるのです。

 

  私はーついに娘を思うあまり、空耳が聞こえるようになったのか(゚-゚)

 

  焦りましたが。。

 

  声はまだ「ママ」と聞こえています。

 

  ほどなく台所の扉が開く音がしたので、私は飛んで出てゆきました。

 

  すると、本物の娘! が暗闇を背景に立っています。

 

  娘いわく

 

  ー勤務先から今、マンションに戻る途中なんだけど、気がついたら実家に帰ってきてた。

 

  判りやすく説明しますと、娘の今の勤務先は丁度、ラビ村家宅の近くなのです。

 

  なので、娘は勤務のときは近くを通って通勤しております。

 

  ですが、娘がこんな風に勤務途中で寄ったことは一度も無いんです。

 

  娘に言わせると、どうやるボーと自転車を漕いでいたら、知らない間に身体は

 

  勝手に動いて自分が生まれ育った家に到着していた、、、ということらしい。

 

  😭泣かせる一言でした(>_<)

 

  娘は確かに25年間、ここで生まれて育ちましたから、

 

  きっと身体というか記憶に「ここに帰る」というのが刻み込まれていたんでしょうね。

 

  納得できる話です。

 

  娘は

 

  ーこのままもう通り過ぎて(娘婿ー旦那さんが待つ)新居に帰ろうかと思ったけど、

 

  ママの顔をひとめ見て帰ろうと思った。

 

  また泣かせる一言を言うのです😭

 

  私は

 

  ードラ田さん(娘婿)が出張の日は、実家に泊まりにおいで。

 

  と、これも何度も口にした科白を言うと、今までは「No」だったのに今回は

 

  ーうん!

 

  と言って、娘はまた自転車にまたがり、今度こそ旦那さんの待つ新居へと帰ってゆきました。

 

  私は暗闇の中、外に出て娘を見送りました。

 

  母の心は、

 

  ー帰ってきて欲しい。

 

  でも、間違っても考えてはいけないことです。

 

  娘は既に「ラビ村」家ではなく「ドラ田」家の一員です。

 

  そんな娘がまた帰ってくるということは、あってはならないことですから。

 

  時刻は夜8時過ぎ。こんな寒い真っ暗な中を一日中、働いて自転車で帰ってゆく娘。

 

  しかも、新居はけして近くはないのです。

 

  事故にでも遭わないかしら、、、と心配する母でした。

 

 四人きょうだいの第一子の娘。

 

 次々に弟妹が生まれ、母の私は構ってあげられないことも多かった。

 

 そんな母ですが、嫁にいっても「ママの顔をひとめ見てから」と言ってくれる優しい娘です。

 

 娘が欠けた五人の生活も大分慣れはしましたが、淋しさには慣れません。

 

 私の部屋には、赤ちゃんだった娘を抱いた私の写真、

 

 小学校入学のとき、幼稚園卒園のときの母娘写真、

 

 更に、娘が入籍を直後に控えた日、家族で外食にいったときの写真が今も飾られています。

 

 母が願うのは、娘の幸せだけです。

 

 そして、可愛い赤ちゃんがいつか授かると良いね、、、