皆様、こんにちは。
今日も寒いですね~💦
でも、寒さを吹き飛ばすべく、張り切って更新したいと思います(*^^)
さて、昨夜はゲオさんからスポットレンタルした作品が届くのを待ちがてら、
自宅にある未視聴の「私の婿の女」を視聴しました。
今、21巻まで来ています。
昔の作品なので、一巻に三話入っています。
今日日、30分に短縮されて二話しか入っていないので、、、
コストが上がっていなくても、はっきり値上げされてますよね。
まあ、30分という時間だと細切れのちょっとした空き時間に見られるので、それはそれで
嬉しいですけど。
21巻は第一話だけ観て、残りがまだでしたので、全部見ました。
コチラ、もう物語をお話ししているとキリがないので、、、
興味のある方はコチラからチェックしてみてくださいね。
このドラマ、私には珍しく現代物です。
自分でも時代劇の人だと認めていますが、「オクニョ」でイケメン王様を演じたソ・ハジュンさん
が主演ということで、レンタル落ちのものをお得に全巻セットで購入しました。
購入したのが一年前ですから、どんだけスローペースで視聴しているんだって話になりますが(@@;)
このドラマ、単なる愛憎劇というだけではありません。
親子の絆、家族の絆について深く考えさせてくれます。
昨日、私が感じたのは
親子関係を決めるのは、「血の繋がり」か、それとも共に過ごした時間の長さか?
という疑問でした。
ヒロインのスギョンが家族全員の猛反対を押し切って結婚したのは、シングルファーザー
のヒョンテでした。
ヒョンテには前妻の間に幼い息子がおり、前妻の母親と息子と共に暮らしています。
前妻は妊娠後期に交通事故死したという事情があり、
更に義母ミンスクと前妻の間には血の繋がりはなく、義母は夫の連れ子を我が子として
育て上げたのでした。
しかし、スギョンこそ実はミンスクが昔、無理に引き離され手放した実子だったー。
最初の中、ミンスクはスギョンが探し求めていた我が子とは知らず、
辛く当たります。
途中で衝撃の事実を知り、娘との「奪われた時間」を取り戻そうとばかりに
スギョンに歩み寄るミンスク。
それに対し、スギョンを育てた継母は全面的に抵抗します。
ースギョンを育てたのは私よ。スギョンのために、当時、妊娠した我が子まで
中絶してスギョンだけに愛情を注いだの。あなたはスギョンを捨てたのだから、
今更、母親面なんかさせないわ。
ー私はスギョンを捨てたんじゃない、無理に奪われたのよ。今からでも、娘と
過ごせなかった時間を取り戻して悪いはずがないでしょう。
「二人の母親」はスギョンを間に火花を散らします。
それほどまでに愛されているー、スギョンはある意味、幸せだともいえるかもしれません。
しかし、私が考えたいのはそこではありません。
スギョンを実子を中絶してまで大切に育ててきたという継母。
無理に奪われたからこそ、本来は娘と過ごせるはずだった時間を取り戻したいと願う実母。
どちらの言い分も間違ってはーいないと思います。
ミンスクは別にスギョンに親子の名乗りをしたいとは考えていません。
ただ、成長を側で見守れなかった娘の側に少しでも長くいたいのですね。
「共に過ごした時間」が長い継母、
育てることはできなかったけど、間違いなく腹を痛めて産んだ実の母。
どちらが「母」なんでしょうね。
私自身は、どちらも「母」だと考えます。
たとえ血の繋がりがなくても、深い愛情を注ぎ大切に育ててきた継母も、
離れていても、赤の他人であるよその子を我が子だと思いながら育てつつ
常に別れた娘の幸せを願っていた実母も、どちらも立派な母です。
これはドラマですが、世の中には「事実は小説より奇なり」というような事件が
幾つも存在します。
「赤ちゃんの取り違え事件」。
今でこそセキュリティもしっかりとしていますが、
昔は産院の管理体制も今ほどではなく、ずさんでした。
そのせいで、過去に生まれた赤ちゃんが間違った両親の元で育てられるというむ
悲劇が起こりました。
何故か両親に似ていない、顔立ちも性格も、、、
親の方も子供の方も何となく言葉にできない不自然さを感じながら
長い年月を過ごしていたら、
ある日、突然、産院から連絡があり、「取り違え」が発覚した。
本来であれば、実の両親に見守られながら成長するはずだった時間は
永遠に失われてしまった。
遅まきながら子供たちは、それぞれの実親の元に戻されるが、
やはり「違和感」がつきまとう。
親の方も子の方も、これまでずっと一緒にいた「親」「子」は今、どうしているかと
考えるー。
こんな哀しいお話が現実に起きたとドキュメンタリーで読んだことがあります。
間違った両親の許で過ごした月日も、本来の両親の許に戻ってからの日々も
「子供」にとっては居心地の良いものではなかったといいます。
難しいですね(>_<)
もし私が親の立場だったら、どうだろうと考えることもあります。
一生懸命育ててきた「我が子」がある日、自分の子じゃなく赤の他人だと判ったらー。
今までのように捨て身の愛を注げるのかな?
実際に経験しなければ、恐らく理解はできないことなのかもしれません。
「私の婿の女」は、そんな社会的な問題についても考えるきっかけを与えてくれるようです。