【人即ち天】「緑豆将軍」チョン・ボンジュンの壮絶な生涯 韓流時代劇「緑豆の花」24巻視聴完了! | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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☆コチラの記事は深夜、「緑豆の花」を観終えた直後に書いたものになります☆

 

こんばんは。

 

 たった今、韓流時代劇「緑豆の花」を視聴し終えたところです。

 

 全部で24巻、私自身も登場人物たちと一緒に激動の朝鮮末期を駆け抜けた気持ちです。

 

 いつもドラマを観終えた後は、ブクログで登録して自分なりの感想を書くのですが、

 

 今回は登録だけにとどめました。

 

 理由は、私には感想も評価もできないからです。

 

 これは骨太な歴史ドラマです。

 

 作った方も相当の思い入れがあり、自国の歴史を形にしたいと渾身の力で

 

 制作されたのでしょう。そういう強い想いが伝わってくる作品でした。

 

 ただ、このドラマは中盤辺りから日本との軋轢をー正しく言うと日本が朝鮮を侵略した

 

 プロセスをこれでもかというほど克明に描いており、日本人としてはやはり観るのが

 

 複雑ではありました。

 

 ここで一言、お断りします。私は元々、韓国の歴史には疎く、更に朝鮮末期は殆ど

 

 判りません。

 

 なので、恥ずかしい話ですが、ドラマに描かれている出来事のどこからどこまでか

 

 真実なのか、そうでないのか。

 

 見極めがつかないのです。

 

 そして、韓国の時代劇は往々にしてフィクションや誇張が混じっているのは

 

 否定できません。

 

 もし、この時代を日本で日本人がその視点で描いたとしたら?

 

 同じ時代、出来事を描いたドラマだとしても、真逆になるかもしれません。

 

 このドラマでは、日本と日本人は、どこまでいっても完全悪でした。

 

 その辺り、日本人として、どうなのかなと思います。

 

 知らないというのは、ある意味、罪ですね。

 

 もっと、この時代のことを知らなければならないと思います。

 

 そのような理由から、ドラマに対しての評価は今の自分には難しいと判断しました。

 

 ******************************

 

 ここから純粋に作品ードラマとしての感想になります。

 

朝鮮王朝時代は、庶子というのは酷い扱いを受けた。このドラマは庶子と嫡子の異母兄弟

 

の軋轢を描いたものでもある。

 

ペク・イヒョンが最後に自ら生命を絶ったのは、何故か?

 

日本に欺され、自国を裏切るような行為をした自分に絶望したのかもしれない。

 

だが、イヒョンを死に追いやったのは、結局、私には「身分制度」であったとしか思えない。

 

両班でなければ人ではないという典型的な封建思想が、彼の心をゆっくりと壊していったのだ。

 

このドラマでもう一人、「主役」ともいえるべき人がいる。

 

チョン・ボンジュン。

 

東学教徒の長であり、「緑豆将軍」として民衆から慕われた人である。

 

ー人即ち天。

 

私はもちろんキリスト教徒ではないけれど、チョン・ボンジュンという人の考え、生き方には

 

共感できる部分が多かった。

 

人の上に人はおらず、人の下に人はいない。かつて日本にも同じことを言った人がいた。

 

緑豆将軍が夢見た平等の世の中は、厳密に言うと、いまだに実現はできていない。

 

日本は民主主義で建前としては平等だけれど、その実、個人間の格差は大きい。

 

働けども生活が大変な人はいるし、政治家はただ政治家というだけで

 

偉そうにして、高額な給料を得ている。

 

現実としては、国や時代は関係なく、今も昔も根っこは変わらない。

 

はるか昔に自らの生命を擲ってまで、平等の世の中を作ろうとした人がいた。

 

チョン・ボンジュンの生涯を知ることになったのも何かの縁だろう。

 

時代のために自らを捧げた偉大な人のために、心からの冥福を祈りたい。

 

☆追加☆

 

 この作品ではダブル主演のペク・イガン&イヒョン兄弟を演じた俳優さん二人はむろん、

 

兄弟の父ー冷酷な吏房を演じた役者さんなど、脇役陣の真に迫る演技も光っていました。

 

脇役ではなく、主演の一人でもあった女優のハン・イェリさんはペク・イガンの相手役ヒロイン

 

でしたが、彼女の熱演は「六龍が飛ぶ」の頃から変わらず。

 

あの作品でも、高麗最後の悲劇の国王を愛した女性剣士として涙を誘いました。

 

で、日付が変わり今日、イェリさんはその後、どうしているのかな~と

 

調べたら!

 

何と出演作である映画「ミナリ」がアカデミー賞にノミネートされ、彼女は主題歌も

 

歌ったとのこと。

 

知らなかった(≧▽≦)

 

韓国内だけでなく、何と映画界の最高峰であるアカデミー賞まで踏破していたとは。

 

「六龍が飛ぶ」で彼女に興味を持った時、少し経歴など調べていたので、

 

「緑豆の花」でヒロインに抜擢されたことだけでも良かったと思ったのに、

 

何とはや世界をまたにかけて活躍されていたと知り、本当に嬉しくなりました。

 

更に、今年早々には既に結婚もされていたとのこと。

 

おめでたいですね。

 

コロナ禍であること、また、お相手の方が一般人であることを考慮し

 

発表は行わなかったとか。

 

とても演技力のある方なので、今後も是非、活躍して欲しいです。

 

後は、、、

 

ユン・シユンさん、「大君~愛を描く」の優しい王子様役とは異なり、次第に

 

心が壊れ病んでゆく悲劇の青年を見事に演じられました。

 

私はシユンさんは現代劇より時代劇が素敵だと勝手に思っています。。。

 

今回はいつもとはかなり違う役柄でしたけど、本当に素晴らしい演技でした。

 

で、あと一人、主役ではないんですが、注目した人がいます。

 

若い武官イ・ギュテを演じた俳優さん☆

 

ちょっと調べたら、ソン・ウヒョンさんというそうです。

 

物凄いイケメンというわけではないけれど、整った二枚目の優しげな言いイケメン、

 

誠実そうな雰囲気が魅力で、私は彼が良いなぁと見ておりましたー笑

 

脇役ですが、本来を民を守るべき官吏でありながら、日本軍の命令を受け容れざるを得ないことに

 

葛藤を抱く青年のやくどころでした。

 

いえね、今、執筆中の拙作の主人公、ヒロインの相手役に彼の雰囲気がピッタリ。

 

最初はユン・シユンさんが良いかなと思っていたけど、

 

観ている中にソン・ウヒョンさんの方がまさにどんぴしゃということになりました。

 

脳内で勝手に妄想ドラマ化して、「チュソン」は彼にやって頂きたい!

 

と一人で盛り上がっておりますー笑