皆様、こんにちは。
今日のお昼は、今年の土曜日のルーティン? にしたい大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を
視聴しました。実は先週は一回、飛ばしてしまいました、、、
新作の執筆にかかっていたため、やむなく娘に録画を頼んでいたんですが、、、
まだ観ていません。一話くらいなら飛ばしても何とか話についてゆけるので、とりあえず今日は
絶対に観ようとテレビの前に陣取りました。
感想についてはまた後日にしようかと思います。
それにしても、今日は温かな一日でしたね。
ひと足早い春を思わせるようなポカポカ陽気でした。
こんな日が一日でも多いと、助かります。
さて、今日は今、時代物と並行して観ている韓国ドラマ「私の婿の女」の感想を書こうかと
思っていたんですけど、ちょっと変更します。
一昨日くらいでしたか、高校生の末っ子の間で何故か「八ツ墓村」の話になりました。
「犬神家の一族」に登場するホラーな村ですよね。
で、娘が「犬鳴村」の話もしたんです。
「犬鳴村」も都市伝説的にホラーな村として有名だと、実は初めて知りました。
それで気になって調べてみたんです。
「旧犬鳴トンネル」を抜けると、犬鳴村があって
ーここからは日本国憲法は通用しません。
という看板があるとか、面白半分で探検にいったカップルが惨殺されたとか。
怖い噂がさも真実のように語られているみたいでした。
で、まず感じたのが
ーその村が実在するのか?
ということでした。調べてみたら、ユーチューブで「犬鳴村に宿泊して探検した」という人の
動画があったので、観てみました。
確かに廃村らしいところを若い男性が巡っていました。
だとしたら、その村は実在すると考えて良いのかなと思ったんですが、、、
更に色々と調べてゆく中に、どうやらガセネタではないかと気づくに至りました。
その理由としては、
① 確かに犬鳴地区というのは存在したが、1980年代に犬鳴ダムを造るために
全戸移住の指示が県からあり、現在、住民はいない。
② 犬鳴地区の近くに柳原集落という小さな村とも呼べない規模の集落が存在したのは
事実であるが、現在はそこにも人は住んでいない。
そして、ホラー現象で有名になった「犬鳴村」にやってくる人が増えすぎて
「勝手に無人となった柳原集落跡を伝説のホラー村だと思い込んだ」というのが
真相のようです。
現に、「犬鳴村」をめぐるユーチューブ動画には、まだ結構新しい家もありました。
荒れ放題の家に混じって、何故か新しそうに見える家があるのです。
ひとめ見ただけでは、誰か人が住んでいるのかと思いそうなほどでした。
その家は周囲に柵のようなものを巡らせ、防犯カメラも設置、
侵入者が入ると警報器が鳴るようにさえしてありました。
どう考えても、定期的に誰かが来ているようです。
ちょっと「幽霊の出る村」と結論づけるのには無理がありすぎる気がしました。
そして最後に読んだ文献には、「ダムの底に沈んだ犬鳴地区の付近、柳原集落の
何軒かの廃屋が【犬鳴村】と勘違いされている。かつて柳原集落にも人が住んでいたが、
ホラーを求めてやってくる人間たちに勝手に間違われ、騒ぎ立てられて大迷惑していた」
というようなことが書かれていました。
もしかしたら、そこの集落の人たちが引っ越していったのは、そういった物見高い野次馬たちの
せいもあったのかもしれませんね。
結論から言うと、「犬鳴村」は実在しないというのが正しいのではないかと、私なりに解釈しました。
ただ、これは私が調べて考えたことにすぎないので、正しいかどうかは分かりません。
あしからず、ご理解下さい。
こういったホラーな伝説というのは、日本の各地にまだまだ、たくさんあると思います。
この世の中にはどれだけ文明が発達したとしても、まだまだ解き明かされていない
ミステリーはあります。それは確かに存在すると思うのですが、かといって
無闇やたらと怖い怖いと騒ぎ立ててしまうと、どこかで迷惑を蒙る人たちも存在します。
単なる興味本位で肝試しや探検に行くのは止めた方が良いのかもしれませんね。