【懸命に息子を育てるシングルマザー】子どもの父は砂漠の国の皇太子! 小説 涙は砂漠に捨てて 感想 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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小説がメイン(のつもり)ですが、そのほかにもお好みの記事があれば嬉しいです。どうぞごゆっくりご覧下さいませ。

二つ目。

 

 コチラはドラマではなく、小説の感想です。

 

 今月は読書の方もなかなか快調で、現在は通算4冊目を読書中です。

 

 それもまもなく読了の予定です☆

 

涙は砂漠に捨てて (ハーレクイン文庫)

著者 : メレディス・ウェバー

ハーパーコリンズ・ジャパン

発売日 : 2020-06-25

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難病ものは苦手なのですが、、、

以前から気になっていた作品でもあり、思い切って読んでみました。
想像したほど痛ましいものではありませんでしたーむしろ、冒頭の飛行機事故によって負傷した人たちについての描写の方がより詳細で、悲惨なものでしたがー。

内容としては「シークレットベビー」、「砂漠のシーク」、「愛なき結婚」と三要素が揃ったハーレクインの王道物語かと思われます。
作品中にかなり医療技術に関しての詳しい描写があるため、作者の知識の深さが偲ばれます。
ヒーローとヒロインの息子が聡明かつ明朗な少年であるお陰で、物語全体に漂う物悲しい雰囲気が救われますが、できることなら、その後、少年がどうなったのかー病気が回復したところまで書いて欲しかったです。
しかし、敢えて、少年の病気や闘病についてはさらりと流したところが、かえって良かったのでしょうか。
そのお陰で、物語が更に重たくならなかったのかもしれません。