皆様、こんにちは。
桜もそろそろ終わりましたね。自宅の満開だった桜も残っている花は少なくなりました。
ちらほらと覗いていた葉桜が今度はたくさん見えてきて、それはそれで緑が美しいです。
さて、今朝、毎日受信しているメルマガでとても興味深い記事を見つけました。
ー朝鮮王朝時代の科挙の風景が現代に再現される?
というようなもので、韓国在住の日本人の方が書かれたメルマガです。
ー画像は掲載できないので。
と断りがついて、リンク先が表示してあったので、いってみました。
なるほど、確かに「朝鮮王朝時代の科挙」を連想させる光景がそこにありました。
では一体、何かというと、どうやら韓国の公務員試験の風景のようです。
ここのところのコロナ拡大のため、予防措置として密閉された室内ではなく戸外で、しかも受験者が一定の
距離を保って並んで受験という例外的な対策が取られたそうです。
その結果の風景が昔の科挙受験を彷彿とさせる、、、ということらしいですね。
画像はないけれど、想像してみて下さい。
確かに広い戸外に受験者が一定の間隔を開けて座り、受験をするというのは、
時代劇などの科挙シーンでもよく見られます。
とても良い目の付け所というか、気づかれたものだと唸りました。
ただし、その記事についてはソース元が韓国の新聞であり、また、その日本の方が書かれたメルマガというのも
私は熟読したわけではない(失礼!)なので、詳細については私の勘違いがあったりするかもしれません。
あしからず、ご理解下さい。
ただ、大まかな内容は間違いないと思うので、確かにその画像は
ーああ、昔の科挙だ!
と言われれば、時代劇好きな方は必ず納得されるはずだと思います!
ここから話が変わります。
今、韓国時代劇「サイムダン 師任堂~色の日記」を視聴中です。
もう23巻まで来て、残すところあと三巻です。
23巻では、夫が妊娠中の愛人をついに自宅にまで連れてきてしまったことを哀しみ、
サイムダンは家を出てしまいます。
哀しみのあまり、彼女が目指したのは金剛山ーかつて、恋人だったイ・ギョムと共に
夫婦となったら一緒に行こうと約束していた想い出の場所でした。
そして、それを知ったギョムもまた金剛山を目指します。
束の間、共に絵筆を取り、一緒に過ごす二人、、、
22巻の予告では、私はもしかしたらーと思っていました。
貞淑な妻サイムダンですから、よもやギョムと一線を越えることはないと思ったものの、
二人で共に一夜を過ごすくらいのことはあるのかな~と漠然と予想していたのですが。。
残念? なことに、サイムダンはギョムと一緒に一晩過ごすことさえしませんでした。
流石はサイムダン、貞女の鏡ですね。
ーせめて三日だけ一緒にいて欲しい。
ギョムはサイムダンに頼みます。なので、たとえ一線は越えずとも、二人で三日間ゆっくり水入らずで
過ごすのかなとは思っていたんですが。
サイムダンはギョムには黙って静かに去りました。彼宛の手紙には
ーあなたと逃げることも考えましたが、やはり母として生きる道を選びます。一生、子を捨てた母として生きるのは
耐えられません。現世で結ばれなかった私たちの縁は来世ではつながるでしょうか。
というようなことが書かれていました。
切ないですね。
今更かもしれないけれど、改めて感じたのは
ープラトニックでも、結ばれるより強い絆がある。
ということでした。
例えばサイムダンとご主人は夫婦であり、四人の子までなしていますが、
彼らの絆はサイムダンとギョムの絆とは比べものにならないほど細いものだと思います。
恋人だったサイムダンとギョムは結婚寸前までいったのに、ギョムの生命を救うために
サイムダンは今のご主人と結婚したわけです。
まったく行き当たりばったりの結婚で、それで上手くゆけばまだ良かったものの、
水と油のような二人が結婚しても上手くはゆきせんでした。
サイムダンだけでなく、ご主人にとっても不幸な結婚であったと思います。
更に、ギョムは国王中宗に刃を向けた大罪人としてタムナに流刑の上、毒刑の王命が
下ってしまいました。
危機に陥ったサイムダンを救うため、逃亡を諦めて自ら義禁府に出頭したギョム。
義禁府に囚われ中のギョムに面会を求めるも、サイムダンは許されません。
ちょうど、そこに中宗が来てサイムダンは王の足下にひれ伏すのです。
ーどうかウィソン君をお助け下さい。
この場面は見ていらないほど、辛い哀しいものでした。
「七日の王妃」の男気のある中宗とは同じ人物なのに、大違いー笑
「七日の王妃」の中宗はで好きでしたが、「サイムダン」の中宗は嫌いですー笑
さて、追い詰められたサイムダンとギョムは、どうなるのか?
ラストが楽しみです☆