【復讐から始まった恋は哀しく】ウィソン君に片思いしたフィムダンの悲劇 韓流時代劇 師任堂 感想 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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皆様、こんにちは。

 

 昨夜は韓流時代劇「サイムダン 師任堂~色の日記」第12巻を見ました。

 

 もう一挙見です。ホント、面白くなってきましたね~。

 

 

 ウィソン君がついに「秘密」を知る瞬間が来ました。

 

 20年前、何故、恋人が突然他の男と結婚してしまったのか?

 

 その謎が解き明かされました。

 

 サイムダンは他ならぬ自分のの身を守るために、身を引いたのだと知ったウィソン君。

 

 ーもう二度と離さない。済まなかった。これからは私がずっとそなたの傍に居る。

 

 流民たちと高麗紙の復刻に励むサイムダンの前に現れ、ウィソン君は彼女に伝えます。

 

 呆然とするサイムダン。

 

 ーたとえ、そなたが人妻であろうが、私は構わない。そなたは今までのように家族を大切にすれば良い。

 

 私はそんなそなたを傍で見守ってゆく。

 

 ーそういうわけにはゆきせん、あなたはあなたの道を進んで下さい。

 

 サイムダンはきっぱりと告げるのですが、、、

 

 彼はどうも諦めそうにないですねー笑

 

 大人の男の純愛というのか。天才的な芸術家である彼は、どこか精神面的に子どもっぽい部分があるように見えます。

 

 言い換えれば、純粋だともいえるかもしれませんが、よんどころのない事情があり別れた昔の恋人に

 

 再会したとしても、既に相手には旦那がいて、子どもも四人もいる。

 

 そっと見守るつもりなら、本人の前に姿を見せないで陰ながら見守るべきであって、

 

 堂々と姿を見せるのは相手の迷惑になると何故、判らないのでしょうか。

 

 私はウィソン君を見ていると、どこか相手の事情をあまり考えないで、自分の気持ち本意にふるまう、、、

 

 ちょっと共感できない愛し方だなと感じてしまいます。

 

 もっとも、彼がそれだけ今もサイムダンを愛しているということの裏返しではあると思います。

 

 そして、サイムダンもまた激しい昔の恋人の猛烈アタックに戸惑いつつも

 

 心のどこかで女性らしい歓びを覚えているのではないかと推察します。

 

 吏曹参議のミン・チヒョン、このドラマでは悪役中の悪役ー笑 で、20年前に雲平寺の虐殺の首謀者です。

 

 つまり20年前からウィソン君やサイムダンとは因縁のある間柄というわけですね。

 

 王様の詩も二人が別れざるを得なかった原因の一つではあるのてすが、

 

 この雲平寺の虐殺もまた別離の引き金となった出来事でした。

 

 サイムダンはこの虐殺の現場を図らずも見てしまったのです。

 

 惨劇の舞台となった寺は亡骸ともども焼き払われ、証拠は隠滅されました。

 

 目撃者は全員殺されたはずなのですが、生き残っているのはサイムダンと後はミン・チヒョンに高麗紙の作り方を

 

 教えた職人だけです。

 

 あとは、サイムダンと一緒にいた旅籠の娘も見ていました。

 

 この娘はひそかに実はウィソン君が好きでした。でも、彼はサイムダンしか眼中にない。

 

 旅籠の娘とサイムダンは惨劇を見て逃亡している途中、けがをします。

 

 追いかけてきたウィソン君はサイムダンだけを抱きかかえて去ってゆきました。

 

 そのときの口惜しさから復讐を誓った少女が今のミン・チヒョンの奥方フィウムダンです。

 

 

 

 ミン・チヒョンに雲平寺の殺戮を見ていたサイムダンの存在を知らせ、また跡継ぎが生めない正室の代わりに

 

ー私が息子を産んでみせます。

 

 と自ら彼の側妾の志願し見事に世継ぎをあげ、正室の座を奪ったフィウムダン。

 

 確かに彼女の生き方はけして褒められたものではありません。

 

 ですが、少女時代のフィウムダンに優しい言葉の一つもかけなかったウィソン君にも非はあると思います。

 

 ー若様の目に入るのはお嬢様だけですか? 私がけがをしているのは見えないの?

 

 必死に問うた彼女に何故、あのとき、彼はせめて優しい言葉一つかけてあげられなかったのか?

 

 私はあのシーンで、ちょっとウィソン君は酷いなと実は思ったのです。

 

 そして再会したときも、フィウムダンがサイムダンを雲平寺のことを思い出させて追い詰めようとしているのを見て、

 

 彼はフィウムダンに直談判にゆきます。

 

ーあのとき、優しい言葉の一つでもかけられたら、憎しみがここまで深まることはなかったかもしれません。

 

 フィムダンが言うのにも、ウィソン君は謝罪一つしませんでした。

 

 このシーンでも、一言くらい詫びれば良いのになと思ってしまった私です。

 

 また若いときと同じ過ちを彼は犯しています。

 

 結局、彼にとっては大切なのはサイムダンでしかない。

 

 だから、他の女性にあそこまで残酷になれるんでしょう。

 

 やはり、どこか子どもっぽい部分を持っている男なんだろうなと思いますね。

 

 サイムダン自身はフィウムダンが何故そこまでの激しい憎悪を自分に向けるのか理解できていません。

 

 だからこそ、余計にフィムダンに追い詰められるサイムダンが気の毒だし、

 

 ウィソン君、人妻に堂々と言い寄る暇があったら、自分の行いを省みて

 

 フィウムダンにきちんと謝罪した方が良いと思いますー笑

 

 ですが、ドラマ内のウィソン君の人柄にはあまり魅力を感じませんが、時代劇が初めてだという

 

 ソン・スンホンさん、時代劇がとてもよくお似合いですね。

 

 とても素敵で、ドキドキしますー笑

 

 サイムダンのご主人は万年科挙落第生ー笑

 

 偶然読んだネタバレブログによれば、何と別の女性を妊娠させてしまうようです。

 

 貞淑なサイムダンのことだから、正室として夫の子を妊娠した女性を放っておけないとまた

 

 誠意を尽くそうとしそうです、、、

 

 何故、あんなご主人なのに、李栗谷のような天才が生まれたのか、やはりお母さんの血を受け継いでいたんでしょうね。